2017-11

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スーパープレゼンテーション考察 ~食物連鎖の崩壊が人間を滅ぼす~



 今回のテーマ動画

 Beverly +Dereck Joubert:Life lessons from big cats

 訳:『ヒョウから学んだ命の授業』


 動画リンク


 さて、

 今回のプレゼンのテーマは「野生動物」「命」です。

 野生動物……今では鳥以外ほとんど見ることはありません。

 野良犬、野良猫はいれども、イノシシや熊・猿などといった野生動物を見ることはない。

 日本にいる野生動物は年々減り続けている……ニュースを見ていれば誰でもわかることです。

 では、他の国ではどうなのかというと、確信をもって言える人はあまりいません。

 実は他の国においても野生動物の減少は記録されており、

 プレゼンの中で紹介されている野生動物では

・ライオン……45万頭―→2万頭
・虎……4万5000頭―→3000頭
・チーター……5万頭―→1万2000頭
・ヒョウ……70万頭―→5万頭

 と、50年前に比べてそのほとんどが10%以下になってしまった。比較的減少率の低いチーターでさえ、50年前と比べて20%程度になっている。

 獰猛と知られているがゆえに人間が狩ろうとするのはわからないでもないですが、このままでは絶滅という事態にもなりかねません。

 
 絶滅




 ……なぜ、似たような動物ばかりデータにあげるのかって?

 なぜなら、このライオンたちが彼らのプレゼンの根幹となる部分だからです。

 
 今回のプレゼンをするのは、写真家であるビバリー氏と、映像作家のデレック氏。

 2人はひょんなことから出会い、一緒にライオンの生態を学んでいるうちに結婚。その後は夫婦で野生動物保護に努めています。

 彼らは、ライオンの生態から始まり、ネコ科全般について研究を続けていきました。

 ちなみに、ネコ科に属するのは猫だけではなく、ライオン・ヒョウ・虎・ジャガー・ピューマなどの動物も入ります。

 猫はかなり温和なイメージなんですけどね……雰囲気からはとても同じ種族には見えませんが、確かに体格とか毛並みは似ていなくもありません。

 まぁ象とか猿などと比べると……って感じですね。


 で、彼らがネコ科の一種であるヒョウについて調べていくと、いろいろな事実が判明。

 プレゼンでは、一般的にネコ科が嫌がるとされている水にも入っていくことや、他の種族の子供に対して一種の母性本能を見せることが紹介されています。

 猫を飼っていない人には「水が嫌い」というのがピンと来ないかもしれませんが、「猫が顔を洗うと雨が降る」という天気予報を考えると、それだけ水に触れることが珍しいとも言えます。

 猫が泳ぐというのも聞いたことがありませんしね。

 一応猫が水を嫌う理由としては、猫の毛が水をはじかず乾きにくいものだからだそうです。初耳。

 他の種族に対して母性本能を持つ~という話は、他のプレゼンでも結構出てきているので割愛。猫に限ったことではありません。



 このようにいろいろな個性を持っているネコ科の動物ですが、最初に話した通り絶滅の危機に瀕している。

 人間による駆除やスポーツ感覚の狩猟によって減っているのはもちろん、群れの長が人間に殺されることでその群れが他の群れに殺されてしまうという事態も発生、

 すなわち、1体狩るだけで20頭も30頭も死んでしまうというのがあり得るわけです。

 ネコ科の動物にはライオン、ジャガー、ヒョウなど肉食で食物連鎖の頂点にいる種類が多い。

 食物連鎖の頂点にいる動物が絶滅することは、その食物連鎖のすべてが崩れることを意味します。


 プレゼンではこのことについて全く説明が入っていませんので、ここで説明しましょう。
 
 普通の食物連鎖ならば、肉食動物が草食動物を食べ、草食動物が植物を食べ、植物が自生しているといった状態です。

 草食動物が増えすぎると植物をすべて食べてしまうのですが、ある程度の草食動物を肉食動物が食べて減らしていることで、植物の絶滅を防いでいます。

 逆に肉食動物が増えすぎると、草食動物が減り(絶滅はしない)エサのなくなった肉食動物も餓死し減っていく。

 こうやって、肉食動物と草食動物と植物がうまくバランスをとっているのです。

 では、食物連鎖の頂点である肉食動物が絶滅するとどうなるのか?

 天敵のいなくなった草食動物はどんどんその数を増やしていき、植物の減少量も次第に増えていく。

 今まで食べる量をセーブすることを知らない(その前に肉食動物に数を減らされてしまうから)彼等は、その地域にある植物をすべて食べつくしてしまう。

 そうすると植物は絶滅し、エサのなくなった草食動物も餓死していき絶滅に陥る。

 こうして食物連鎖は崩壊していくのです。

 プレゼンの中で

 「実際、行動を起こさないと、大型ネコ科動物は完全に消え、そして、今度は、他の生き物も消えてしまうでしょう。」
 と言っているのは、この食物連鎖の崩壊を示しているわけですね。ここらへんは説明不足ですね。


 そして最終的には人間にまで影響が及んでくる。

 食物連鎖の頂点が滅び全体が崩壊すれば、さっきも言ったように植物も滅びます。

 植物が滅べば、様々な汚染系の環境問題がさらに深刻となり、資源の調達も今までよりはるかに難しくなる。

 そうすれば私たち人間の成長は遅くなるばかりでなく、最悪の場合資源や食糧不足で絶滅の可能性もあり得る。

 ゆえに、私たちは動物を守っていかなければならないのです。

 


 野生動物の保護と聞くと、どうしても「珍しいから保護したいだけだろ」と考えてしまうのが一般的。

 ですが、実際は「保護をしないと人間にまで影響が及ぶ」といった状況になっているのです。

 日本には野生動物が少ないのでなかなか行動に移し辛いもの。

 とりあえずは魚の乱獲を防ぐのが今日本にできることですかねぇ。

 あとは、ちゃんと出されたものは残さず食べて、植物や動物の命を敬う姿勢を持つことでしょうね。


 しかし、野生動物……

 町を都市化していくには大きく邪魔となる存在。

 今のような成長をしながら野生動物と共存していけるのでしょうか。

 野生動物と共存していくには、成長方法を変える必要があるのかもしれません。

 ただ守るだけでは解決できない野生動物問題。意外に複雑です。




 
 Thank you.




 

 
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スーパープレゼンテーション考察 ~力を合わせてものづくりに挑め~



 今回のテーマ動画

 Dale Dougherty:We are makers

 訳:『私たちは作る者たちだ』

 動画リンク


 David Lang:My underwater robot

 訳:『私の深海探査ロボット』

 動画リンク




 7月は私生活がごたごたしていて更新が滞っておりましたが、8月から通常通り木曜に更新できそうです。

 忙しいというか精神的に疲れている今日この頃ですが、精いっぱい頑張っていきたいと思います。

 
 さて、

 今回もプレゼンが2本立て。

 共通テーマは「物作り」、ものつくり大国日本としても注目すべきキーワードです。

 ものづくりの在り方について、深く考えていきます。



 1つ目のプレゼンをする人は、デール・ダハティ氏。

 「メイカーフェア」というイベントを創設した人です。

 メイカーとは、maker…すなわち作る者。メイカーフェアとは、ものづくりをする人々がそれぞれの力作を紹介する祭典なのです。

 動画を見ると非常によくわかりますが、メイカーフェアに参加する人々の作るものは独創的。

 サドルが超高い自転車、電動式マフィン型電気自動車、「サシミ聖歌隊」をつけた自動車。

 正直聞いただけでは「は?」となるのが常識。そして動画で見てもう一度「は?」となる。

 なんか……あきれるでしょう?

 あきれるというか、笑えるというかね(笑)

 彼等の作ったものは仕事で使えるとは思えない作品だけれども、「物づくりが好きだから作った作品」という思いがひしひしと伝わってきます。
 
 
 物づくりが好き……

 皆さんはものづくりが好きでしょうか?

 好きな人もいるし、好きじゃない人もいるはず。

 しかし、人間はもともと物を作る動物です。他の動物にはない。

 料理、日曜大工、文章作り(ブログやツイッターなどで)……これらも立派なモノづくり。

 人間が「物を作る動物」というのは、今までの人類の歴史を考えてみてもわかるはずです。

 最初に人類が生まれ、巨大な動物を倒すために石を削り石器を作った。

 動物の肉を保存しておくために火を作り、燻製を作った。材料を合わせて料理することも覚えた。

 農作が各地に広まるようになれば稲作で米を作り、戦争が始まれば石器を武器とし少しずつ時間をかけて進化させていった。

 戦争がひと段落したら、今度は文化を作っていく。歴史の本、地理の本、知識の本……知識や経験を詰め込んだ本を作っていく。

 そのあとは娯楽…おもちゃなどを作る。けまり、小説、独楽などなど。

 現代では、それらに加えてコンピュータという新しいものを作り出している。携帯電話、スマートフォン、iPod、iPad……数えあげればきりがない。

 つまり、人類の歴史はものづくりなくして成り立たないものなのです。

 人類進化
 
 そうはいっても、現代はものづくりをしにくい世の中になっています。

 理由は3つ。

 1つ目は物を作る手順もしくは作るもの自体が複雑になっていること

 ちょっとした本棚とかならともかく、コンピュータを1から作れる人はほとんどいない。料理も高級なメニューを考えると材料が増えたり分量が細かくなって面倒。

 ものづくりをしようにもできない、といった部分が大きいのです。

 2つ目は、物を作らざるを得ない状況にないこと

 料理を考えてみても、自分が作らなくてもコンビニで何か買ってくればいいと思ってしまう。最近の料理離れもこれが原因です。

 さらに、娯楽品があふれかえっているだけに、新しいものを作って娯楽とする方向へと行かない。

 つまりは「物づくりをしなくてもいい」状況にある、ということ。

 3つ目は、物づくりに関する知識が低下していること。

 ものづくり大国日本と言っておきながら、実用的なものを作り始めるのは大学のころから。

 小学校の図工は週に1回程度、中学校・高校でもそういった技術面の授業はないがしろにされている。

 家庭科についても同じくないがしろにされている。

 ものづくりを教えない代わりに、頭だけで考える授業を増やしている。

 もちろん知識として必要な部分は大いにあるが、そのために本来必要な部分であるものづくりを削っては意味がない。

 物づくりの経験を小中高でろくに教えないで、大学になってさあ複雑なものを作ろうといっても無理な話。

 正直今の教育でなぜ技術大国やものづくり大国と言われるのが、よくわからない。

 大学4~6年の詰め込みで十分だというのか?

 自分
 
 ちょっと言い過ぎた気はしますが、ほとんどの人がものづくりを好むのは間違いない。 

 ただ、現代のシステムがものづくりのハードルを上げているだけ。

 そしてそのハードルを乗り越えて、アプリ開発やブログなどのモノづくりをしている人がいるのは事実です。

 何かを作る趣味…それを持っていない人は、今から何か始めてみてはいかがでしょうか。

 個人的なおすすめはブログ。開設まで30分かからないし、文章もその気になれば10分程度で書けます。

 
プレゼン者のデール氏は、ものづくりの意味を「自分の可能性を探すこと」と言いました。

 新しいモノ作りを始めれば、あなたの知らない才能・可能性が見つかるかもしれません。





 では2つ目のプレゼン。

 プレゼン者であるデビット・ラング氏は、遠隔操作探査機を作った人です。

 彼の作った探査機の性能は素晴らしく、色んな会社に使われるほど。

 遠隔操作探査機……しかも水中でも動くとなると製造はかなり難しい。

 いったいどうやって彼はこの素晴らしい探査機を作り上げたのでしょうか?

 海

 彼が注目したのは開発方法。

 もともとこのような機械を作る場合、特許の取得などの関係があって周りには秘密で開発されることが多い。

 特許は早い者勝ち。制作方法が真似られても特許が取られてしまえば、いかに自分が先に開発を始めていたとしても水の泡。

 制作方法は公開したがらないものなのです。

 そこを、彼はあえてオープンソースとしてネット上に公開した。

 開発を始める時も、彼ら(彼とその友達が製作者)はまずウェブサイトを作り、アイデアやアドバイスなどの協力を募集。

 制作資金に関しても、資金援助を求めるサイトを使って募集しました。

 そしてその製作が話題を呼び、彼らの探査機は製品となって世界中へ売られることに。結果、たくさんの海洋探検者が生まれました。


 デビット氏は、「オープンソースだからこそ研究ネットワーク開発を築けた」と話します。

 3人寄れば文殊の知恵、100人寄ればアインシュタインの知恵。

 ネットを使って多くの人から協力を仰げば、1人や2人でやるよりも簡単にものづくりができます。

 ものづくりのハードルが上がっている現代で物を作っていくための、一つの手段ともいえましょう。

 


 そんなわけで、ものづくりに関する2つのプレゼン。

 経験、知識、資金などものづくりのハードルは日々高くなっていますが、恐れることなく周りの協力を受けつつ積極的に挑んでいきましょう。

 新しい可能性が生まれるかもしれません。




 Thank you.




スーパープレゼンテーション考察 ~本当の自分を知るために~



 今回のテーマ動画

 Hetain Patel + Yuyu Lau:Who am I? Think again

 訳:『私とはいったい何なのか?もう一度考えて』


 動画リンク


 John Legend:“True Colors”
 訳:『真実の色』


 動画リンク



 さて、

 今回はプレゼン動画二本立て。

 2つの動画に共通したテーマは「本物とは何か」というもの。

 今の時代、情報が世界中にあふれています。

 当然ウソもその中にはたくさんある。

 ウソといえば真っ先に思い浮かぶのが詐欺ですが、実際にある嘘はそれだけではありません。

 日常の会話の中で生まれるウソ、相手に対して見せるウソの人格、ネットに見せるウソの人格。

 ウソをつかれ自分もウソを繰り返しついていく中で、本当の自分が何なのかがわからなくなっている人もいます。

 ウソをつき続ける自分につかれたのでしょう。一時期は「自分探し」という言葉は一部ではやったほど。今はどうなのか知りませんが。

 今回の動画は、そんな自分を探す人のために送るささやかなアドバイス。

 自分を見つけるためのヒントになるかもしれません。

 自分


 では、本題へ移りましょう。

 まず一つ目の動画は、「ものまね」について考えるプレゼン。

 ものまね……相手の動きやしぐさをそのまま真似するというものです。

 一般的に考えるものまねといえば、芸能人や漫画のヒーローをまねるもの。一発ギャグをまねて使うとか、漫画のセリフをそのまま言うとか、かめはめ波みたいな必殺技をまねるとか。

 日常にいる人をまねるとすると、相手が足を組んだらこっちも足を組む、相手がお茶を飲んだらこっちもお茶を飲む。

 コミュニケーションというか相手と打ち解けるのにものまねは心理学的に有効で、まねられたほうは無意識のうちに相手に良い印象を持つとのこと。

 なんでしょうね、自分を認められたような感じがするのでしょうか。無意識なんで答えはわからないでしょうが。

 とにかく、ものまねには

①芸能人やヒーローに対するものまね(言動や行動をまねる)
②日常の人に対するものまね(相手のさりげないしぐさをまねる)

 この2種類があるわけです。

 で、今回考えているのは①のほうのものまね。

 ものまね

 相手側の主張はこう。

 「身近な人のものまねをして行動や言動や見た目をまねれば、本当の自分を知ることができる」

 ものまねというのは自分を捨てて相手になりきることなのに、どうして自分を知ることになるのか?

 考えてみましょう。

 ものまねをするといっても、まねる対象が漫画のヒーローなどのときを考えれば、100%のまねができないのは当然のこと。

 かめはめ波をするときも、まねるのは形だけで実際にエネルギー波を出すところまでまねはしない…というかできない。

 ゴム人間をまねたとしても、実際に腕が伸びたり足が伸びたりするわけではない。

 ラブコメの主人公をまねようとすれば、周りに女の子自体いないことに絶望。

 要するに、ここで能力としての現実を見せつけられるわけですね。自分には出来ないことなのだと。

 身近な人のものまねをしたときも同じこと。

 完ぺきにまねようとしても、生まれ持っての能力や経験の差によってまねできない部分が生まれる。

 逆に、まねようとしたら相手以上にうまくできてしまうこともある。


 この「違い」を知ることが重要なのです。

 たくさんものまねをし、たくさんの違いを知ることで、自分にしかできない部分というのが浮かび上がってくる。

 人より本を読むスピードが速いかもしれないし、反射神経がいいかもしれない。

 それが個性。

 人種や言語や性別とは違います。

 そして、そういう「自分が人と違う部分」を発見するきっかけを作るのが、ものまねなのです。

 
 試しに友達をほんの少しだけ真似てみてください。あなたの個性が浮かび上がってくるかもしれませんよ。

 まね

 
 

 さて、2つ目のプレゼン。

 2つ目のプレゼンは話すこともなくただ1つの歌を歌うのみ。

 その歌の名は「True Colors」。

 プレゼン者のジョン・レジェンド氏が創作したわけではなく、昔からある歌。

 世界の多くのミュージシャンが歌っており、日本ではmiwaや西野カナがこの歌をカバーで歌っています。

 ですから、知っている人は知っているかもしれません。

 さわやかで綺麗な曲を使っているのでそのまま聞くのもいいのですが、個人的にはぜひ歌詞の日本語訳を見つつ聞いてほしい。

 この歌詞こそがプレゼンのすべて。

 歌詞を見る感じ、人生の荒波に呑まれて自分を見失ってしまった人のために送る歌。

 厳しい生活を必死になって生きているうちに、自分を殺していた。
 
 気付けば他の人と変わらないような自分しか見えなかった。

 本来の自分はどこへ行ったのか?

 自分とはいったい何なのか?

 そんな苦しみを背負って今も生きている人たちの心に響く歌。それが「True Colors」。

 君には「トゥルー・カラー」がある。だから君は愛されているのだと。

 ありのままの君は美しい、虹のように……

 虹


 プレゼン内ではシンプルにピアノだけを伴奏に歌っているので、非常にいい歌となっています。

 もちろんyoutubeにあるものもいいんですけどね。個人的にはシンプルが一番。


 でも、歌詞の内容についてはあんまり同意できません。

 本来の自分を見失っている…とか、本来の自分は美しい…とか。

 まず、人生の中で本来の自分をなくしてしまったってのが論外。

 おそらく、仕事を乗り越えるために今までの自分の心を押し殺して新しい心で取り組んだから「本来の自分をなくした」ってことになるのでしょう。

 臆病な心を殺して強気な心に、弱気な自分を積極的な自分に。

 で、つぶされてきた臆病や弱気な自分を「本来の自分」として自分を見失ったと書く。

 でも本当は違う。

 今まで持っていた臆病な自分も、臆病な心をつぶして得た強気な自分も、どっちも本来の自分だと思うのです。

 本来の自分じゃなかったら、とてもじゃないけど表に出せない。

 大統領のカリスマを表に演じられる人なんて一握りのものだし、誰もが演じようとして演じられるものではない。

 性格をごまかせるのは、単に本来の自分の中に今演じている性格の一部分があるからこそ。

 つまり、個人的な意見としては、

 「本来の自分とは今まで生きてきたすべての自分」

 これがすべて。

 厳しい現実だとは思いますが、「本来の自分」なんて見つかりもしないものを探すのは無意味。

 

 とはいっても、ウソが人の心を救うときがあるのです。

 それが、漫画やドラマなどの物語。

 「そんな世界存在しない」とウソなのは分かってはいるものの、ウソの存在を信じることでヒーローにあこがれ目標を作り、救われる。

 人間強くないから、一人では生きていけないし時には誰かにすがりたくなる。

 今は真実を知るのが一番といわれていますが、時にはウソも悪くないでしょう(良心的な範囲で)。

 
 行動は正直に、自分の心にはウソを作るのが一番。


 
 本当の自分とは何か?

 2つのプレゼンを見てもう一度よく考えてみてください。



 Thank you.




 

スーパープレゼンテーション考察 ~義足の技術は着実に発展している~

 今回のテーマ動画

 Hugh Herr:The new bionics that let us run, climb and dance

 訳:『走ったり登ったり踊ったりできる新しい義足』

 動画リンク


 
 さて、
 
 今回のテーマは「義足」と「技術」です。

 義足と聞いて「あれ?いつだったか義足の人がプレゼンしてたかも?」と思ったあなたはこの番組をよく見ていらっしゃいます。

 今から約1年半前頃に、義足をつけた人のプレゼンが紹介されているのです、

 スーパープレゼンテーション考察 ~12組の脚があるなんてずるい!~
 http://beginner3jg.blog.fc2.com/blog-entry-343.html


 このプレゼンをしている彼女も、足を失い義足を使っている人。

 その義足の技術は素晴らしく、彼女は障害者用の陸上競技で名を広げております。

 彼女の走るスピードは、なんとその辺にいる健常な男性よりも速い。

 義足の技術によって、彼女が本来の力以上の力を出せたということです。人間の可能性を広げたというかなんというか。

 そのプレゼンが発表されたのは2009年のこと。

 そして今回この記事で紹介するプレゼンが発表されたのは2014年。

 わずか5年にして、義足の技術はさらなる発展を遂げていました。



 今回のプレゼン者であるヒュー・ハー氏は、両足を失った障害者。

 彼は登山をこよなく愛する人でしたが、不幸なことに登山中の事故によって大けがをし両足を切断することに。

 それでも登山を諦めなかった彼は、科学技術によって自分の足の代わり…それ以上の能力を持つ義足を開発しました。

 開発した義足の名は、「バイオニック義足」。

 バイオニックと付くだけあって、ただ技術を入れただけの義足ではありません。

 この義足には工学と生物学の技術が組み込まれており、なんと付けた人の思考を読んで関節部分が動く?らしい。

 その辺に関してはあまり具体的な説明がされていませんでしたが、神経に通じる電気信号とかを読み取るんですかね?

 こう……ビビビッと。

 さらに今までの義足よりも関節部分が増えたようで、より複雑な動きも可能にしています。

 今までの義足ならば、歩いたり走ったりする程度ができるだけでしょう。

 でこぼこの岩を足運びを上手にして登っていく登山や、複雑な足の動きをするダンスはできません。

 対してバイオニック義足は、ダンスのステップ時に加わる力などをデータとして収集して義足の知性に組み込むことで、ダンス時に足にあまり負担がかからないよう義足が調整してくれるのです。

 だからダンスが踊れる。

 また、人工皮膚の硬さをある部分は固くある部分は柔らかくと調整することで、足へのフィットも抜群。

 そのフィット具合は「本物の足があるかのよう」と言わせるほど。


 ゆくゆくは、義足に近い構造をした機械を健常者に取り付け、より効率的に仕事のスピードを上げていくことでしょう。

 しかし、有能すぎる義足も問題といえば問題です。

 健常者が義足を使うということは、健常者の足の筋肉を機械のエネルギーに任せるということ。

 最初はいいかもしれませんが、あまりに頼りすぎるとその人が本来持つ足の力をなくしてしまうでしょう。
 
 使うのは特定の場合のみという形にしていきたいものですね。


 今回は超短いうえに内容も水を入れたような薄さですがこのくらいで。




 Thank you.





 

スーパープレゼンテーション考察 ~新興国の成長のあり方とは?~


 今回のテーマ動画

 Dambisa Moyo:Is China the new idol for emerging economies?

 訳:『中国は新興経済国にとっての新しいアイドルなのか?』


 動画リンク



 さて、

 今回のテーマは「中国」と「資本主義」。

 資本主義といえば、1800年代から始まり急激に広がっていった考えです。

 欧米、アメリカ、日本、中国……今やほとんどの国は資本主義の方法をとっているといっていいでしょう。

 資本主義は正確には2つに分かれるのですが、欧米やアメリカがとるのはその中の一つである「民間資本主義」。

 民間資本主義……というか、市場資本主義ですね。グーグルでは民間資本主義と調べても出てきませんでした。

 市場資本主義の経済効果は絶大でした。アメリカは100年間の資本主義で所得を30倍にし、いろいろなものを発明しました。

 なぜ市場資本主義が良いのかというと、競争が激しいからなんでしょうね。自分たちがいいものを作らなければ相手にもうけを持っていかれてしまう。その思いが双方の質を高めていくわけです。

 さらに市場…売るものの種類や買わせる人の層も広げていくのだから、だんだんと仕事の量が増えていき多くの雇用を生みます。それによって多くの人が貧困から抜けられたといいます。

 それからは自由民主主義が一気に発達。市場資本主義と自由民主主義は欧米諸国の基本となり、市場資本主義をとることはすなわち自由民主主義を望むかのような意味になりました。

 

 しかし、全ての国が市場資本主義をとっているわけではありません。

 その国の一つが、中国。

 中国は「国家資本主義」という方法をとっています。
 
 国家資本主義とは、Wikipedia曰く『国家が資本主義に介入し管理するもの(修正資本主義)、国家が資本主義を推進するもの(開発独裁など)などを指す』とされています。

 市場資本主義は民間会社が中心になっていたのですが、国家資本主義は文字通り国家が中心となっています。

 別に市場資本主義と違うからと言って悪いわけではありません。

 むしろいいところのほうが多い。

 国家資本主義ならば、国家1つが動かす分大がかりな事業を行いやすい。民間企業が集まらないとできない時間的デメリットも、国家がするなら少なくて済むでしょう。

 すなわち、経済成長を素早くさせたいならもってこいの方法。

 もちろんデメリットもあって、国家がいろいろと決めるため人々はいろいろな規則を作られて自由を奪われてしまいます。

 個人の自由よりも経済成長をとるというわけです。


 で、問題は「新興国はどちらの資本主義をとりたがるのか」。

 普通に考えれば、今まで成功し成長し続けてきた先進国の手段を取りたくなるものですが、事実は違います。

 今回のプレゼン者であるダンビサ・モヨ氏は、中国側のしている「国家資本主義」をとりたがると話します。

 なぜ、まだ発展途上にあるかもしれない中国の方法をとるのか?

 そうではありません。

 発展途上国の状態からここまでうまく経済成長してきた中国の方法だからこそ、新興国は支持するのです。

 新興国と先進国の経済・政治状態は全く違います。

 ある新興国では、その日の食糧を得ることさえ難しく、安定した生活を得られない。

 新興国の人々が一番に望むのは、彼らの生活を豊かにする食糧や住宅…すなわち経済成長です。それ以上の細かい政治を求めることはありません。

 対して先進国のほうはどうでしょう。

 もうすでに食糧は豊かで大体の人が安定した生活を送っている。

 『衣食足りて礼節を知る』ということわざの通り、先進国の人々は国の在り方や物事の自由を求め始めます。

 経済成長も重要視はするでしょうが、自由の話に比べてそれほど大きな関心はないでしょう。(不景気の場合は別ですが)

 
 ということで、

 新興国は経済成長を第一に求める。

 先進国は自由を第一に求める。

 そして、市場資本主義は自由をより強めるもので、国家資本主義は経済成長をより強めるもの。

 こういわれれば、新興国が国家資本主義を求めるのは明白。

 新興国のニーズにぴったり合っているから国家資本主義を求めるのです。 

 そして、国家資本主義で急速な経済成長を実現させた実績があるから、新興国は中国を注目するのです。


 
 新興国が国家資本主義を望むようになったということは、今後「市場資本主義の国」と「国家資本主義の国」に分かれることが予想されます。

 いったいどうなるのでしょう?

 ダンビサ氏は、国家資本主義のデメリットを中心に話します。

 すなわち、国家資本主義は経済成長を促すだけならばよい効果をもたらすが、経済や生活水準が安定したころになると政府の弾圧がだんだんと強く感じられるようになる。

 今までは生きるのに精いっぱいだったのが、個人の自由や政治的権利を人々が考え出すようになるのです。

 そうすると、今まで今まで人々の自由はこんなにも制限されていたのかと分かる。

 例えば、「夜9時以降に外出してはいけない」というルールがあったとしましょう。

 毎日忙しい生活を送っていて疲れた状態ならば、毎日疲れて8時くらいに寝てしまうためルールはないも同然の状態です、

 しかし、仕事が楽になって9時以降も起きていられるエネルギーがあるならば?

 外出したいのにできない、そんな不自由さを感じるはずです。
 
 これこそが、「豊かであるがゆえに感じる不自由さ」。
 
 つまり、もっともよい国の成長のさせ方とは、最初国家資本主義をとり、生活水準がそれなりになったのちに市場資本主義や自由民主主義に移すこと。

 
 ダンビサ氏は、欧米にできることは経済成長した先進国を自由民主主義へと導いてあげることだと言います。

 いったん国の方針を決めてしまうと、変えてしまうのはとてつもなく困難です。

 戦争をしない方針にしてもする方針にしても、今日本で結構集団的自衛権が話題になっていることから、その難しさがわかると思います。
 
 導いてあげるというよりは、新興国の人々に考えるきっかけを与えるという感じですね。

 先進国は先を行くものとして後を行くものにそれを教えてあげようと。


 でもそれって結構傲慢じゃない?

 プレゼン内でも「協力」という表現をしているものの、実際は生徒に教える先生のような雰囲気。

 心配しなくても新興国の人々って賢いと思いますよ。少なくとも政治に無関心な人が多い日本よりはね。

 だって、新興国の人々だって政府に対して暴動やらデモやらを起こしているわけでしょ?

 その人たちは、政府を変えて自分たちの自由を実現させたいと思っているはずです。

 最近は中国関連の話しかニュースに出ないので今もデモが起こっているかはわかりませんが、いろんなところでデモが起こっていたのは確か。

 しかも噂によるとツイッターとかフェイスブックでデモの志願者を募集したとかなんとか?

 たくましく生きているよねぇ。

 
 日本も、デモは起こさなくとも少しは政治への関心があったらいいのにねぇ。

 「若者の政治離れ」とかあまり言われたくないんですよ。

 豊かになるのも、平和ボケする分考えものです。




 Thank you.
 

スーパープレゼンテーション考察 ~食を知ることで肥満を治す~



 今回のテーマ動画

 Jamie Oliver:Teach every child about food

 訳:『全ての子供たちに食べ物について教えよう』


 動画リンク



 さて、

 今回でアンコールネタもひとまず終了。

 来週からまた新しいプレゼン紹介が始まります。

 が、私のブログではそんなこと関係なし。

 なんと今回紹介されたアンコールネタはすべて4月に放送されたもの。

 つまり私が忙しくて紹介しきれなかったプレゼンテーションというね。

 なんだか不思議な感じがしますねぇ。5月分のプレゼンもあったというのに、それをさしおいて4月分のプレゼンをアンコールとして紹介するとは。

 私のためにしてくれたんでしょうかね。エヘヘh━━━○)´Д`)・:'. グハッ



 さて、本題に入りましょう。

 今回のテーマは「食べ物」と「教育」。
 
 科学技術が発達し農業技術も発達し、食糧生産量は大きく増えていきました。

 肥料を使って土地あたりの生産量を増やしたり、機械を使って1人で生産できる量を増やしたり。

 中でも土地が広く農業に十分な気候に位置するアメリカ。その食糧生産は素晴らしく、アメリカの莫大な人口を養えるほどの生産力を持っています。

 ほかの先進国も負けてはいません。

 ヨーロッパ諸国ではフランスを筆頭にいろんな作物を作っているし、オーストラリアでは牛肉の生産が素晴らしい成長を遂げています。

 中国に関しても、その人口の多さからなかなか注目はされませんが、生産量としては目を見張るものと言っていいでしょう。

 そんな食糧にあふれた先進国たち。


 しかし、先進国たちにもある悩みの種が。

 今回のプレゼンを務めるのは、シェフのジェイミー・オリバー氏。

 彼はアメリカにある「食生活による死亡者」に強い心配を持っています。

 食生活による死亡者?寄りにもよって食糧があふれているアメリカで?

 食糧があふれているというのは嘘だったのか、はたまた格差のせいで貧困者の多くが餓死する状態になってしまったのか。

 そうではありません。

 ジェイミー氏が懸念していること……それは「食生活の乱れ」です。

 今アメリカで一番多い死因は、食生活の乱れが原因で起こる病気。

 すなわち、心臓病や脳卒中・脳梗塞などを表します。

 アメリカ……ほとんどの国では今、肥満による病気が深刻な問題となっているのです。


 もちろん?自分だけがバクバク食べて太って死んでしまうのなら、残念ながら自業自得と言わざるを得ません。

 しかし、大人だけならともかく食生活の乱れが子供たちにまで訪れている。

 今の子供たちの寿命は、大人たちの寿命より10年短いといわれています。
 
 10年です10年。医療の発展などによって私たちの平均寿命はかなり上がりましたが、その成長も今後は右肩下がり。

 少子化の影響も合わせれば社会に悪い影響を及ぼすかもしれません。

 とはいえども、考えてみれば今の寿命から10年差し引けば大体70年くらいが寿命。

 80歳以上がわんさかいるこの高齢化社会において、実は寿命が短くなるのって社会にとって有意義なことなのかも?不謹慎な話ですが。

 もちろん、高齢者が必要としている商品の売れ行きは悪くなるわけですから良いことずくめではないと思いますがね。

 とりあえず今後に悪影響を与えることとして考えていきましょう。



 どうして肥満になる人が増えてしまったのかを考えるには、まず食文化について考えなければいけません。

 私たちは、基本

・家
・学校
・店

 この3つのうちどこかで必ず食事をします。

 小学生ならば学校の給食を食べるだろうし、高校生なら帰りがけにファミレスでも行って夕食を食べるかもしれない。
 
 朝ごはんは大抵の人が家で食べるでしょう。

 家、学校、店は私たちの食文化における基盤となるものなのです。

 
 すなわち、私たちの肥満が増えているのは家・学校・店の食文化が乱れているからなのです。

 考えてみてください。

 家では、店から買ってきたレトルト食品や冷凍食品などを食べる家庭が増えてきた。

 店ではファストフードを売る店が増え、いろんな添加物のついた加工食品を値段ゆえに取り入れ店もあった。

 全体として取り扱う食品のカロリーが増えたのもあるでしょう。

 こうすると残ったのは学校。

 学校の給食はかなり重要ですよ。

 私も学校の給食は毎日楽しみにしているほうでしたが、給食のおかげで9割がたの野菜を食べられるようになったといっても過言ではありません。

 学校の給食でしか出ない食品、料理もあったはず。

 今はどうなのかわかりませんが、10年くらい前の学校給食はそれはもうバラエティにあふれたメニューばかりでしたね。

 ちらりと学校給食について調べてみましたが、今でもその質は変わっていないようです。

 で、アメリカの学校給食なんですが、これがもう悲惨。

 基本的に食品のカロリーが高めな上に、バイキング方式をとっているために野菜を取らないで昼食を済ませてしまう子供たちが大勢いる。

 ファストフードが給食になっているところも多い。

 
 問題のほとんどはこんな形式の給食を考える行政のほうなんですが、もう一つこの状況が見せている問題があります。

 それは、「子供たちが食に関する知識をあまり持っていない」こと。

 一日の間に何をどれだけ食べたらいいのか、逆に食べ過ぎてはいけないものは何なのか。

 そこら辺に関する知識が薄い。

 さらに、個人的に衝撃的だったのが「野菜の原型を知らない子供たち」。

 常に料理としての姿しか見ないからなのでしょうか、アメリカやイギリスでは多くの子供たちが野菜の原型を知らず小学生くらいまで育っている。

 これは家で自炊が行われていないことも示しています。しているなら買い物とかに付き合ったとき野菜を見るはずですからね。


 とにかく、高カロリーの商品、店の商品に頼り切る家。

 この2つが絶対的な問題です。

 肥満問題を解決するには、この2つを解決する方法を見つけ出さなくてはいけません。

 まずは高カロリーの商品について。

 これは完全に企業側の問題ですから、企業側がカロリーについて今一度考え直していかなければならない。

 栄養士なども呼んできて、この食品ははたして人々の体に大きな影響を与えないかどうか調べてもらう必要もある。

 それから学校給食の内容も行政側が積極的に変えていかなければならない。

 子供たちの初期を左右するわけだから、特に慎重に扱わなければならないことがらです。

 
 もう一つ、店の商品に頼り切る家。

 常に商品を提供していた店から少し距離を置いて、自分で料理を作っていかなければならない。

 料理を自分で作り、それを子供たちに見せたり手伝わせたりして料理の技を受け継がせていく。

 そうやって食について教えていくことで子供たちも健康になっていくのです。






 人間の生活をつかさどる『衣食住』3つのうちの一つに入る食。

 ただ食べるものと考えるのではなく、命のバランスをとるものとして考えていかなければなりません。



 

 Thank you.





 

スーパープレゼンテーション考察 ~宇宙の歴史から未来を考える~



 今回のテーマ動画

 David Christian:The history of our world in 18 minutes

 訳:『18分でわかる宇宙の歴史』


 動画リンク



 さて、

 今回もアンコールネタですが、4月分でまだ考察していないため普通に記事として書かせていただきます。

 タイトルは「18分で世界を知る」なんですが、なかなか面白い。

 宇宙誕生から今まで138億年たっているわけですが、今回のプレゼンでは18分で138億年分の話をするわけですからね。

 本当にそんなことができるの!?という疑問と好奇心で人を引き付けるタイトルです。

 
 今回のプレゼンテーマは「宇宙」「進化」。

 宇宙……現代の科学技術で宇宙に関しては多くのことが分かるようになってきました。

 宇宙が誕生したのは138億年前とか、ビッグバンで生まれたとか、誕生からどの時期にどんな物質があったのかなどなど…

 しかし、根本的な部分は全く不明。

 なぜ宇宙は誕生したのか?なぜビッグバンは起こったのか?宇宙が誕生する前は何だったのか?

 また、宇宙には数多くの恒星があることがわかっていますが、実際にその星まで行く技術はまだありません。

 なにせ、人類が到達できたのは隣にある月のみ。近くの火星や金星には環境や時間の問題があってまだまだ到達まで時間がかかりそうです。

 太陽系、銀河系、さらにその先まで宇宙が広がっていることを考えると、私たちが足で行ける範囲は非常に狭いと言わざるを得ません。

 不明なことが多い、逆に言えばこれからさらなる発展が期待される分野。それが宇宙です。

 宇宙
 (著作者: NASA, ESA, CFHT, CXO, M.J. Jee (University of California, Davis), and A. Mahdavi (San Francisco State University))
 (GATAG|フリー画像・写真素材集 3.0より利用)

 プレゼン者であるデビッド・クリスチャン氏は、宇宙誕生から生物誕生までを5つのステップに分けました。

 その5つとは、

①宇宙誕生
②恒星の出現
③多種類の元素の発生
④地球と太陽系の出現
⑤生物の出現


 宇宙の誕生から、様々な力(重力とか電磁気力とか)と基礎の原子(水素とヘリウム)が生まれ、その2つの原子が力に寄り集まって恒星ができた。

 できた恒星は次第に時間が経つと死に至り、巨大な恒星は死ぬ間際に強い熱を発する。

 その熱によって原子と陽子が融合し、様々な元素が生まれました。

 そして、様々な元素と周りの熱が奇跡的なバランスを持ったために生まれたのが、地球と太陽系。

 地球には、適度なエネルギー・多くの物質・液体の存在、分子が生まれるために必要な3つを持っていました。これらがないために他の星には生命がないのでしょう。

 生まれた分子と周りに存在する力によって、ついに生物が誕生。今から40億年前の出来事です。



 そして、生物は環境が変わるにつれ、形を変え生き方を変えて進化していきます。

 水生物から両生類、爬虫類、そして哺乳類へ。今ではさまざまな種が存在しています。

 もちろん、生物の進化は神の気まぐれで起こったわけではありません。

 生物の進化を支えるのはDNA。

 子供を産むときに生物の中にあるDNAを受け継がせることで、生物としての情報を受け継いでいく(生息地、エサ、天敵など)。

 もしくはまれに生じるDNAの突然変異によって少しずつ変化していきます。

 
 生物の中で情報の操作に特化したのが、われらが人類。

 DNAによる情報の受け継ぎだけではなく、人間の中にある脳によって自ら学び学習し、学習した内容を子供に受け継いでいく。

 さらに言葉の発達によって他社との情報交換も可能にし、10人いれば1人が10人分の情報を手に入れることもできました、

 極めつけは文字、本の発達。情報をどこかに書き込むことで、DNAでは受け継ぎきれなかった情報を多くの人が手に入れられる。

 そして現在、通信技術の発達・コンピューターの出現によって情報の量は数百倍に。

 それこそ、私たち人間が管理しきれないほど膨大な量になっている。


 デビット氏は、「若者に宇宙の歴史を知ってほしい」と話します。

 宇宙の歴史を知ることで、人間の複雑性やもろさ、今ある課題がわかるという。

 宇宙なんてとんでもない話だと思うかもしれませんが、これからの地球に出てくる問題はすべて大きな問題。

 環境破壊、核兵器、情報処理、その他諸々。

 先人が残した大きな負の遺産を若者たちは背負わなければならない。

 大きな問題に立ち向かわなければならない。

 そんなとき、宇宙の歴史から得た教訓が役にたつ、かもしれません。


 そんなわけでデビット氏が立ち上げているのが「big history project」。

 とりあえず最初のサイトにある動画だけでも見る価値有りますよ。

 たった2分36秒であんな風に宇宙の歴史を紹介するなんて……かなり難しいですよ。

 感想を書きたいのはやまやまなのですが、こればかりは自分の目で確かめてほしいのであえて書きません。

 どうか自分の目で、宇宙の感動を感じてほしいと思います。


 


 Thank you.







 

スーパープレゼンテーション考察 ~「病は気から」を改めて感じる~



 今回のテーマ動画

 Kelly McGonigal:How to make stress your friend

 訳:「どうやってストレスを友達にするか」


 動画リンク



 さて、

 今回からアンコールネタ、なのですが。

 今回紹介される動画はもともと4月に番組で紹介された動画なので、ここでは考察できませんでした。

 考察は日を改めてやろうやろうと思っていましたが、このような形で記事を書く機会ができたのは本当にありがたい。

 というわけで、アンコールネタではありますが考察を書かせていただきます。


 
 では本題へ行きましょう。

 皆さんはストレスを感じていますか?

 いやな仕事をやるストレス、失敗して責任を感じた時のストレス、人間関係がぎくしゃくしているときのストレス……

 年齢が上がっていくにつれ、ストレスの種類も量も増えていくものです。

 社会人は一歩踏み外すと大きな失敗につながるため、毎日びくびくしながら過ごす人も少なくないと思います。私も学生ではありますがその一人。

 そして、ストレスは人に悪影響を与えます。

 ストレスを感じていると動悸やめまいがしたり体力も弱くなる。ちょっとした病気にもかかりやすくなってしまう。

 さらにストレスを感じると、鬱やさらなる病気の原因にもなってしまいます。

 できることならストレスとは関わらずに生きていたいのが本音。



 その考えに反論をするのが、今回のプレゼン者であるケリー・マグゴニカル氏。

 彼女の職業は健康心理学者。彼女も少し前までは同じように「ストレスは悪影響しか与えない」という考えでした。

 10年間ストレスの与える影響について調べていたのですが、ある研究が彼女の考えの根本的な部分を変えたのです。

 その研究とは、ある実験についての内容。

 アメリカ人3万人に対して過去1年のストレスの度合いとストレスの感じ方(害と思うか思わないか)を調査。その後8年でその人たちがどうなったのかを調査する。

 ストレスが必ず悪影響を与えるのなら、ストレスの感じ方に関わらず、過去のストレスの度合いが大きい人が病気にかかったり死んでいるはず。

 しかし、結果は彼女が想像していたのと少し違うものになりました。

 確かにストレスの度合いの大きい人のほうに、病気にかかったり死んでいるケースが多かった。

 でもそれはストレスを害と思う人たちだけ。

 ストレスを害と思わない人たちは、ストレスの度合いに関わらずそのまま元気でいるケースが一番多かった。

 ストレスの度合いではなく、ストレスに対する感じ方こそがストレスの影響について最も重要なポイントだったのです。

 ストレス
 (フリー素材サイト「いらすとや」より利用)

 では、ストレスのとらえ方を変えれば、病気にかからず逆に健康になれるのだろうか?

 実は科学的にはストレスのとらえ方によって体の反応が変わることが証明されています。

 人間はストレスを感じると、心臓の鼓動が早くなり、呼吸も荒くなり、汗も出る。

 普通なら不安感や緊張感によって出されているものと考えるはず。
 
 しかし化学的に見れば、これらの反応を「体の循環を良くしてパフォーマンスを高めるため」と考えることもできます。

 血の循環、酸素の循環、老廃物の排出……これらをやっているわけですからね。

 スポーツをやった後に出る反応と同じもので、その反応は基本的に良い現象として見られるはずです。

 そう考えることで、ストレスを感じても「自分は不安を感じていない」と思えるため自分に自信が持てるのです。

 
 ストレスのとらえ方を変えることで得られるのは自信だけではありません。
 
 ストレスを良い方向にとらえるだけで、普通は反応として起こる血管の収縮がなくなり、よりスポーツ後の状態に近くなっていく。

 結論として、ストレスの影響は捉え方次第

 良い意味に考えれば良い影響をもたらすし、悪い意味に考えれば悪い影響をもたらす。

 


 また、ケリー氏はストレスについてもう一つ有用な点を挙げています。

 それは、「ストレスは人を社交的にする」こと。
 
 彼女によると、「オキシトシン」という物質が関係しているらしい。

 相手への信頼を増す効果を持っており、某大学の試みによって自閉症を改善させる効果を持つことも判明。

 海外ではオキシトシンスプレー・オイルなるものも売られているほど。

 ストレスから細胞を守ったり、心臓の再生を助ける働きもあります。

 まさにストレス渦巻く現代社会のためにあるかのような物質です(笑)


 で、このオキシトシンという物質が「いったいどこから出てくるのか」が最大の問題なのですが、

 意外なことに、ストレスを感じた時にオキシトシンが体から分泌され、助けを求めるよう促すのです。

 だから、苦しいときは誰かに助けを求めたり相談したりするのですね。

 まぁ心理としては「一人ではどうしようもできない」と考えるから誰かに助けを求めるのでしょう。不安から逃げたい意味もあるかもしれません。

 それにしても、人と触れ合うこと自体をストレスと思う人が年々増えていますが、そういう人がストレスを感じたらどうなるのでしょう?

 嫌いとか関係なしに誰かの元へ行くのか、それともオキシトシンの呼びかけを押し殺して一人になってしまうのか。

 また、誰かに迷惑かけるのをストレスに思う人もいるはず。その人はどうするのか。

 

 年々増えてきている自殺者も、ストレスをうまく捉えられなかったのかもしれません。

 「病は気から」……人間、気が弱くなっていろんなことを悪くとらえてしまうと、様々な病気につながります。

 ストレスに関しても然り。

 どんなに辛くても、ポジティブに考える気力だけはちゃんと保っていたいものですね。


 
 

 Thank you.







 

スーパープレゼンテーション考察 ~技術者と教師で教育の改革をしよう~

 今回のテーマ動画

 Ken Robinson:Bring on the learning revolution!

 訳:『学びの革命を起こそう!』


 動画リンク



 さて、

 今回のプレゼン者はなんとあのケン・ロビンソン。

 まぁ「あの」と銘打ってもほとんどの人はだれかわからないと思いますので、説明をしますね。

 ケン・ロビンソン氏は教育学者で、前に1度TEDで話をしたことがある人です。

 その時の動画はスーパープレゼンテーションでも紹介されたことから、かなりの人気があったことがわかります。

 もちろん、その時の考察記事も残っております。今とはかなり文章が違いますけど。

 スーパープレゼンテーション考察 ~学校が創造性を殺す~

 この動画のすごいところは、その再生数。
 
 動画の再生数はなんと2600万。

 2600万ですよ皆さん。

 日本でその名を知らぬ者はいないニコニコ動画でも、1000万再生数を超える動画は数えるほどしかありません。ちょっと探してみたけど2個しかなかったよ、1000万以上。

 それをはるかに超えて2600万。さすが世界中を相手としたサイト、格が違います。

 TEDの動画の中でも1位だからこれまたすごい。

 youtubeの最高再生数は、見たところ3500万くらい。それを考えると彼の動画はyoutubeでも上位100が狙えるくらいの再生数だとわかります。

 そんなわけで、この方(TEDでは?)かなりの有名人でございます。

 時間があったらぜひ彼のもう一つの動画も見てくださいね。

 ケンロビンソン



 では本題へ行きましょう。

 今回のテーマは教育。

 昔から、教育面についてはどこもたくさんの問題を抱えています。
 
 体罰、いじめ、セクハラ、えこひいき、親の過保護などなど……最近は報道されなくなりましたがどうなのでしょう。

 しかし、一番深刻な問題はこの中にない。

 人々がとくには考えていないけれども一番世の中にとって重要な問題。

 それは「子供の持つ才能」に対する教育側の扱い。

 皆さん普通に小学校に行っていれば、いろんな特技を持った子供たちに巡り合うでしょう。

 絵がうまい子、音楽ができる子、植物や動物への好奇心が強い子、ひたすら計算をし続ける子。

 画家や、音楽家や、生物学者や、数学者になれる可能性を秘めた子たちです。

 しかし、教育者はそんな子供たちの特技を否定します。

 学校で重要なのは、国語や算数や理科社会英語などのオールマイティーな知識と、これらを座って行う根性。

 どれか一つダメだと怒られるし、途中で席を立って別のことをしても怒られる。


 確かにこの教育方法は効率的で成功する確率が高い。

 ほとんどの人がつく仕事には、さっきの5教科が必ずからんでくる。

 工業を重視する日本にとっては特に算数と理科は確実に役に立つ。その基礎を積むことは大きい意味を持っている。

 おそらく、100人に聞いて90人が「今の教育方法でいい」と言えるでしょう。

 しかし、残りの10人はどうなるのか?

 「夢を見るな」と怒られて好きな仕事に就く道を閉ざしたり、トラウマに近い何かを植え付けられた人が少なからずいるはず。

 素直に教育に流されて生きてきた人たちもそう。

 オールマイティーに育てられてきた彼らには、人よりも何ができて何ができないのかわからない。

 得意なものを伸ばすより、苦手なものを埋めろ……そういわれてそうした彼等にはもはや得意なものなどない。

 ないというよりも、わからない。

 才能を伸ばせなかったため他の技能に埋もれてしまい、自分の才能が何だったのかわからない。

 とりあえず手に入れた技能を使える会社に入り、少しの不満を思いながらも一生を終えていく。

 そんな人たちが多いと、ロビンソン氏は指摘します。

 
 埋もれた才能を子供たちから掘り出すにはどうすればいいのか?

 ほんの少し教師のマニュアルや校則を変えただけじゃ何にもならない。

 教育に対してもっと根本的な改革が必要だと彼は話します。

 根本的な改革には、常識を疑うことが必要……

 普段私たちは常識に寄り添って生きているだけに、常識を疑うことは人間の最も苦手。

 しかしやらなければならない。

 アメリカ初代大統領・エイブラハム・リンカーンの残した言葉にこんなものがあります。

 「平穏な過去の定説は、嵐のような現在では無力だ。難題が山積みになっている今、時代と共に立ち上がらなければならない」

 (“The dogmas of the quiet past are inadequate to the stormy present. The occasion is piled high with difficulty, and we must rise with the occasion.” I love that. Not rise to it, rise with it. “)

 「この新しい状況に対応するには、新しい考え、新しい行動が必要だ。自らを束縛から解放し、それでこの国を救うのだ」

 (“As our case is new, so we must think anew and act anew. We must disenthrall ourselves, and then we shall save our country.” I love that word, “disenthrall.”)

 戦争の時代に生きる人だけあって、かなり深い言葉です。

 いつかは嵐のような戦争が起こるから、平穏に暮らしていた日々は続かないと。

 そして、束縛から解放して時代と共に立ち上がらなければならない。時代と共に。

 私たちは常に常識という束縛から逃れ続けなければいけない。

 新しいと思った音楽もしばらくすれば時代遅れになるし、技術も進化して考えられないような機能を持った機械が出てくる。

 今から20年前、誰もがパソコンや携帯電話を持つ時代なんて考えられなかったでしょうね。

 もっとさかのぼれば70年前、こんな豊かな時代が来るとだれが予想できたか。

 新しい時代は勝手にやってくるし、それに合わせて私たちも変わっていかなければならない。

 しかし、教育側は昔敷いたレールの土台をいまだに使い続けている。

 レール

 
 ロビンソン氏は「いま行われているのは工業的な教育であり、レールや画一性が大事だとされている。これをもっと農業的にしないといけない」と語ります。

 工業的とは、どれも同じことをすれば同じ結果になる考え方。同じ教育を施せばみんな同じ知識を持った人になる。

 農業的とは、種類によって結果は変わるという考え方。才能を伸ばすには子供によって違う教育方法をしなければならない。

 一番重要なのは、じゃあ具体的にどうするかという話。

 残念ながらこの問題は彼でも答えを出すのは難しい。

 ただ、解決策として彼は「技術者と教師の連携」をほのめかしていました。

 例えば、子供たちに定期的な心理テストみたいなのをやらせ、その結果に応じた教育プログラムを組むアルゴリズム……

 そんなのを教師のサポートをもとに技術者が作れたら。

 それぞれ専用の教育計画を建てるのはそれほど難しくなさそうです。

 あとは実際に教育をする教師の問題。技とか経験の意味ではなく数の問題。

 それぞれに合った教育をするのなら、当然子供と教師1対1の関係を作らなければならない。

 現在が40対1であるだけに、かなり難易度は高そう。

 教師のブームと少子化がぴったり合えば、もしかしたらできるかもしれませんね。


 今までの土台をどうやって壊し、どのように新しく作っていくのか。
 
 それが問題です。




 Thank you.





 

スーパープレゼンテーション考察 ~自分から世界の情報に飛び込め~

 今回のテーマ動画

 Ethan Zuckerman:Listening to global voices
 
 訳:『地球の声を聴いてみて』

 動画リンク



 さて、

 今回のテーマは「インターネット」と「情報」です。

 世界で初めてコンピュータができたのは、1946年。

 そこから約70年で私たちの通信技術は桁違いに進化してきました。

 メール機能から始まり、インターネット、SNS、ツイッター、フェイスブック……

 ほとんどの人が少なくともこの5つのうちのどれかを使っているはずです。

 それに加えてラジオやテレビなどの機械も普及し、身の回りに情報があふれる世界となりました。

 
 では、私たちの興味は外へ広がっているのだろうか?

 その問いにNOと答えるのが、今回のプレゼン者であるイーサン・ザッカーマン氏。

 彼は、いかにツイッターやSNSを活用していようと「内輪的」であると話します。

 内輪的…すなわち同じ話題を持った人たちとしか集まらず、新しい分野の発見につながる人とは出会わない。

 同じゲームをやっている人たちと、同じ国の人たちと、同じ趣味の人たちと。

 例を挙げてみましょう。 

 例えば世界全体にあるツイッターですが、ツイッター人口の10%はブラジル人だということを知っているでしょうか?私はここで初めて知りました。

 ほとんどの人が知らないでしょ?こんなこと。

 英文で書かれているだけで別のところへ行きたくなるのに、その人とコミュニケーションなんてめったに取れない。

 同じ話題から集まろうとしても、やっぱり他の国の人とは絡みにくい。言語も違うし。

 だから、いくらフェイスブックなどのソーシャルメディアで世界とつながっていようと、自身がつながろうとしないために意外と世界の情報は手に入らないのです。


 これはテレビやラジオでも同じこと。

 放送局側のコストや人材、その他もろもろの関係からニュースで出てくる分野も限られてきます。

 例えば国際関係で言うと、近くの国のアメリカ・韓国・中国・ロシアの情報は多く入ってきますが、ちょっと遠いインド・中東・ヨーロッパ・アフリカ方面の情報はなかなか入ってこない。

 番組全体として考えると、国内しか見ていない番組がかなり多い。

 時々世界の文化に触れるバラエティ番組がありますが、あれは文化を見せるだけであってその国の政治的な状況を見せているわけではない。

 アメリカでも国内を重視する傾向があって、なんと他国に関する報道は15%しかないとのこと。

 1970年代は40%だったにもかかわらず。

 グローバル化がどんどん進んでいく中、多くの人が見るテレビ放送でこれだけしか世界について放送されていないのはちょっと怠慢でしょう。

 まぁ実際はどこの国もニュースの90%近くが国内に関する情報。

 世界だ世界だと言っておきながら、どれだけ私たちが世界を見ていないのかよくわかります。
 

 インターネットだと、自分から検索しないがためになかなか世界の情報が集まらない。

 テレビやラジオ放送だと、そもそも世界の情報自体を流さない。

 放送局として他国へ取材に行く費用などを考えると、これから世界情報を集めるにはネットを使うしかない。
 当然ながら、世界の情報を集めるうえでの大きな壁は言語の壁。

 頼みとなるエキサイト翻訳などの翻訳サイトはどうも文章にならなくて微妙。

 そこでザッカーマン氏は「Global Voices」を設立。

 国際的なブロガーを集めた組織で、メディア改善に向けて活動をしています。

 これとは別に他言語のサイトを自国の言語に直して公開する組織や、気になった他国のニュースを翻訳して無料で公開する組織もあります。

 共通しているのは、言葉という大きな壁をなくそうとしていること。

 今はまだまだ発展途上ですが、今後大きく成長してほとんどの言語を日本語に翻訳してくれる組織ができる日が楽しみです。


 
 
 世界を知るためにはインターネットが不可欠。

 翻訳サイトを利用する、翻訳されたニュースを読むことも必要ですが、何より重要なのは自分から調べていくこと。

 興味を持った分野だけではなく、たまには自分の知らない分野に飛び込んでみてはいかがでしょうか。





 Thank you.




 

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天癸ワヤ

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 2016年9/14再開 リンクフリーです。
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