2014-08

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スーパープレゼンテーション考察 ~食物連鎖の崩壊が人間を滅ぼす~



 今回のテーマ動画

 Beverly +Dereck Joubert:Life lessons from big cats

 訳:『ヒョウから学んだ命の授業』


 動画リンク


 さて、

 今回のプレゼンのテーマは「野生動物」「命」です。

 野生動物……今では鳥以外ほとんど見ることはありません。

 野良犬、野良猫はいれども、イノシシや熊・猿などといった野生動物を見ることはない。

 日本にいる野生動物は年々減り続けている……ニュースを見ていれば誰でもわかることです。

 では、他の国ではどうなのかというと、確信をもって言える人はあまりいません。

 実は他の国においても野生動物の減少は記録されており、

 プレゼンの中で紹介されている野生動物では

・ライオン……45万頭―→2万頭
・虎……4万5000頭―→3000頭
・チーター……5万頭―→1万2000頭
・ヒョウ……70万頭―→5万頭

 と、50年前に比べてそのほとんどが10%以下になってしまった。比較的減少率の低いチーターでさえ、50年前と比べて20%程度になっている。

 獰猛と知られているがゆえに人間が狩ろうとするのはわからないでもないですが、このままでは絶滅という事態にもなりかねません。

 
 絶滅




 ……なぜ、似たような動物ばかりデータにあげるのかって?

 なぜなら、このライオンたちが彼らのプレゼンの根幹となる部分だからです。

 
 今回のプレゼンをするのは、写真家であるビバリー氏と、映像作家のデレック氏。

 2人はひょんなことから出会い、一緒にライオンの生態を学んでいるうちに結婚。その後は夫婦で野生動物保護に努めています。

 彼らは、ライオンの生態から始まり、ネコ科全般について研究を続けていきました。

 ちなみに、ネコ科に属するのは猫だけではなく、ライオン・ヒョウ・虎・ジャガー・ピューマなどの動物も入ります。

 猫はかなり温和なイメージなんですけどね……雰囲気からはとても同じ種族には見えませんが、確かに体格とか毛並みは似ていなくもありません。

 まぁ象とか猿などと比べると……って感じですね。


 で、彼らがネコ科の一種であるヒョウについて調べていくと、いろいろな事実が判明。

 プレゼンでは、一般的にネコ科が嫌がるとされている水にも入っていくことや、他の種族の子供に対して一種の母性本能を見せることが紹介されています。

 猫を飼っていない人には「水が嫌い」というのがピンと来ないかもしれませんが、「猫が顔を洗うと雨が降る」という天気予報を考えると、それだけ水に触れることが珍しいとも言えます。

 猫が泳ぐというのも聞いたことがありませんしね。

 一応猫が水を嫌う理由としては、猫の毛が水をはじかず乾きにくいものだからだそうです。初耳。

 他の種族に対して母性本能を持つ~という話は、他のプレゼンでも結構出てきているので割愛。猫に限ったことではありません。



 このようにいろいろな個性を持っているネコ科の動物ですが、最初に話した通り絶滅の危機に瀕している。

 人間による駆除やスポーツ感覚の狩猟によって減っているのはもちろん、群れの長が人間に殺されることでその群れが他の群れに殺されてしまうという事態も発生、

 すなわち、1体狩るだけで20頭も30頭も死んでしまうというのがあり得るわけです。

 ネコ科の動物にはライオン、ジャガー、ヒョウなど肉食で食物連鎖の頂点にいる種類が多い。

 食物連鎖の頂点にいる動物が絶滅することは、その食物連鎖のすべてが崩れることを意味します。


 プレゼンではこのことについて全く説明が入っていませんので、ここで説明しましょう。
 
 普通の食物連鎖ならば、肉食動物が草食動物を食べ、草食動物が植物を食べ、植物が自生しているといった状態です。

 草食動物が増えすぎると植物をすべて食べてしまうのですが、ある程度の草食動物を肉食動物が食べて減らしていることで、植物の絶滅を防いでいます。

 逆に肉食動物が増えすぎると、草食動物が減り(絶滅はしない)エサのなくなった肉食動物も餓死し減っていく。

 こうやって、肉食動物と草食動物と植物がうまくバランスをとっているのです。

 では、食物連鎖の頂点である肉食動物が絶滅するとどうなるのか?

 天敵のいなくなった草食動物はどんどんその数を増やしていき、植物の減少量も次第に増えていく。

 今まで食べる量をセーブすることを知らない(その前に肉食動物に数を減らされてしまうから)彼等は、その地域にある植物をすべて食べつくしてしまう。

 そうすると植物は絶滅し、エサのなくなった草食動物も餓死していき絶滅に陥る。

 こうして食物連鎖は崩壊していくのです。

 プレゼンの中で

 「実際、行動を起こさないと、大型ネコ科動物は完全に消え、そして、今度は、他の生き物も消えてしまうでしょう。」
 と言っているのは、この食物連鎖の崩壊を示しているわけですね。ここらへんは説明不足ですね。


 そして最終的には人間にまで影響が及んでくる。

 食物連鎖の頂点が滅び全体が崩壊すれば、さっきも言ったように植物も滅びます。

 植物が滅べば、様々な汚染系の環境問題がさらに深刻となり、資源の調達も今までよりはるかに難しくなる。

 そうすれば私たち人間の成長は遅くなるばかりでなく、最悪の場合資源や食糧不足で絶滅の可能性もあり得る。

 ゆえに、私たちは動物を守っていかなければならないのです。

 


 野生動物の保護と聞くと、どうしても「珍しいから保護したいだけだろ」と考えてしまうのが一般的。

 ですが、実際は「保護をしないと人間にまで影響が及ぶ」といった状況になっているのです。

 日本には野生動物が少ないのでなかなか行動に移し辛いもの。

 とりあえずは魚の乱獲を防ぐのが今日本にできることですかねぇ。

 あとは、ちゃんと出されたものは残さず食べて、植物や動物の命を敬う姿勢を持つことでしょうね。


 しかし、野生動物……

 町を都市化していくには大きく邪魔となる存在。

 今のような成長をしながら野生動物と共存していけるのでしょうか。

 野生動物と共存していくには、成長方法を変える必要があるのかもしれません。

 ただ守るだけでは解決できない野生動物問題。意外に複雑です。




 
 Thank you.




 

 
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天癸ワヤ

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 2016年9/14再開 リンクフリーです。
 初心者でもわかりやすいよう紹介を心がけるメイプルストーリーのブログ。

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