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アシタスイッチ考察 ~家族が人格を作る~
さて、
今回は芸術の秋ということで、ゲストは2人とも音楽家です。
ゲストは、ピアニスト・辻井伸行さんと歌手・平原綾香さん。
音楽家・成功者・若手・あふれる才能……あまりテレビでしゃべらない辻井さんを中心に、力の原点について語りました。

全盲(目が見えない)でありながら世界で活躍する辻井さん、「Jupiter」で大ヒットし紅白まで出た平原さん。
そんな二人を支えたのは家族。
辻井さんをピアニストの道に導いたのは、幼い頃家族がくれたきっかけ。
平原さんの決意の原点は、音楽に関する職業をする家族の姿から。
それでいて、本人には無理強いをしなかった。これも今に導いた一因でしょう。
世間では、家族が子供を積極的に支えるせいで子供の精神が弱くなってしまうと言われていますが、2人の家族の支えかたとは違います。
大事なのは、間接的に子供を支える、ということ。
子供にああしろこうしろと言って育てるのではなく、自分の姿を子供に「見本」としてみせたり小さい頃にどこか行って発見をさせるなど…
あくまでも、子供から自発的に学ぶ・行動する形でないといけない。
虐待と教育との境目が今の過保護社会では難しいのですが、子供から行動させる教育が必要だと思います。
…え?親がぐうたらだったら?
そのときは…親を反面教師にして生きていけばいいんじゃないですかね。
人のふり見て我がふり直せと言いますし。
まぁ、その人が親っていうのも皮肉なものですが(笑)

話は、気分転換の方法へ。
辻井さんは主に水泳・山登りをしているらしく、自然に触れるのが好きだとか。
障害者に限らず全ての人にとって、自然に囲まれたところに行くことは良いリラックス効果になります。
自然のエネルギーとか社会の束縛から解放されるなどいろいろありますが、気分転換には最適でしょうね。
空気が良いからかもしれません。

しかし、気分転換が必要ということはプレッシャー・ストレスにさらされる日々が多いということ。
特に辻井さんについては、「全盲の天才ピアニスト」という言い方に不満が。
彼曰く、
「全盲のピアニストではなく、ただピアニストである僕がたまたま全盲なんだ」
障害者のピアニストとして見ないで、他の人と同じ一人のピアニストとしてみてもらいたい。
そういう思いがこもっているのでしょう。
見方を変えれば、障害があることではなく努力を認めてもらいたい気持ちもあるかもしれません。
自分より経験を持った家族を見て何かを学ぶ……

それが、明日につながるかもしれません。
次回のゲストは、山本寛斎×伊勢谷友介。
お楽しみに。
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