2017-10

Latest Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スーパープレゼンテーション考察 ~ネット犯罪との対決をグローバル化へ~



 今回のテーマ元動画

 Mikko Hypponen:Fighting viruses, defending the net

 日本語訳『ウイルスと闘い、ネットを守る』

 
 動画リンク(日本語字幕付き)



 さて、

 皆さん、インターネットは当然知ってますね?

 このブログも、パソコン・携帯電話……他にもあるかもしれませんが、とにかく「インターネット」を使ってみているはずです。

 インターネットの利点とはなんでしょう?

 情報を瞬時に手に入れられる、国レベルで遠くにいる人と連絡を取れる、ブログ・ツイッターなどを使って自分で情報を発信できる、エロ動画が見られる……

 数え上げればキリがありません。

 インターネットの普及……すなわち「IT革命」によって、私たちが今生きている時代は一つの大きな時代になっていると言っていいでしょう。

 携帯電話



 そんなわけで、今回のテーマは「インターネット」そして「サイバー犯罪」です。

 ネットを使った違法取引・大規模な著作権侵害などといろいろありますが、

 最近の中で多いのは、情報の漏洩(ネット上に公開されてしまうこと)。

 大手サイト『Yahoo! JAPAN』でも、4月に情報漏洩を目的とした不正アクセスがあったと言います。

 また、ソニーでも顧客情報が流出した、という話しは知っている人も多いでしょう。

 情報漏洩の一番の原因は、不正プログラム…通称「コンピューターウイルス」

 大規模なサイバー犯罪の多くは、コンピューターウイルスが原因と言っても過言ではありません。



 そもそも、コンピューターウイルスはいつから出てきたのでしょう?

 今回のプレゼン者・ミッコ・ヒッポネン氏は、それが1986年からだと話します。

 1986年っていうと、まだ全然日本に普及していない頃。

 ネットとコンピューターウイルスは切っても切れない関係なんでしょうね。

 
 まぁ当時のコンピューターウイルスに致命的な機能はありません。

 目に見える危害を及ぼすので感染したらすぐにわかるし、

 機能もプログラム部分を文字だらけにするとか消すとかで、ある程度修正が効く。

 ウイルスを作って送る規模は個人レベルで小さく、パソコンもあまり普及してなかったため民間人への影響も少なかった。

 また、ウイルスの行動が救急車とか人とか妙にユーモアが入っているのも特徴(笑)

 やられた方は嫌ですが、ただ見てる方からすると少しほっこりする。

 目的はいたずらレベルの物だったんでしょうね。


 この感じ、なんとなく「ムスカウイルス」を思い出させます。

 ムスカ

 ちなみに「ムスカウイルス」とは、2006年ごろに生まれたと言われるウイルス。

 ジブリ作品『天空の城ラピュタ』の人物「ムスカ」をモデルとしており、「○○は滅びぬ、何度でも甦るさ!」などパロディネタも匂わせる。

 当然?危険性はほとんどなく、ちょっと前に腕のある人が「安全版」を作ってしまったために本当にネタにされてしまったウイルス。

 そして今ではほとんど話題に上がらないウイルスである。

 ニコニコ動画で検索すれば出てきますので、気になる人は調べてみてね。(MAD系が多いけど……)

 

 
 ムスカはさておき。

 2000年までのウイルスは、規模・技術ともに大したことがなく、技術者からしたら玩具レベルの物でした。

 しかし、現在問題になっているウイルスは違う。

 技術者でも防ぎきれないウイルスが少しながら増え、規模も世界レベルになっている。

 量も検出量が1日数十万件と、途方もない量です。
 
 コンピュータ―ウイルス

 これらのウイルスはどこから来るのか?

 ミッコ氏は、ウイルスを使ってビジネスをする犯罪集団の仕業だと話します。

 彼らはまず、一般人が作ったウイルスを他人のパソコンに感染させ、感染させた量に応じて作った人に報酬を与えます。

 次に、感染したパソコンを通じて情報を得たり、あるいはそのパソコンにキーロガー(どのキーを打ったかを履歴にするプログラム)を仕込んだりする。

 これによってアドレス・メール・パスワードを含めたネット情報を盗む、というわけです。

 特に今流行りの「ネットショッピング」などをしている人は、名前や住所など現実での個人情報も打ち込むわけですから、より情報量が多い。

 カード情報もあるから、質(得られるお金)もより高くなりそう。

 そして、ネット情報専用の闇市場で、情報の売り買い……ビジネスをするのです。

 

 また、このネット犯罪組織の恐ろしさは、資金がかなりあること。

 資金があれば、より技術のあるプログラマーを、よりたくさん雇うことができる。

 高度なプログラマーたちが作ったウイルスでより重要な情報を手に入れ、闇市場で売りさばく。

 結果それまで以上に資金が手に入り、より強固になっていく。

 ネット犯罪組織は、「進化」し続けるわけです。

 雇い、情報を手に入れ、資金を手に入れる……

 これはもう一種の循環、スパイラル。

 ネットが現在急速に普及しているだけに、彼らの進化はまだまだ止まりそうにありません。

 スパイラル


 
 そして、ネット犯罪組織の最も厄介な部分は、「ネットに国境がないこと」

 1つのプログラムが世界中に影響を与える、といったことが可能なわけです。


 例えば、日本の企業がウイルス被害に遭ったとして、そのウイルスの発信元がアメリカ(どこでもいいんですが)だったとします。

 その企業はアメリカにつながりを持っていない。

 ……どうするよ!?

 直談判に行くか?

 それとも日本の警察を通じてアメリカの警察に頼む?

 もたもたしてる間に逃げられるかも……

 こんな感じに、別の国でウイルス被害が起こった時、即座に警察が対応できないわけです。


 また、悪質サイトの本拠地を別国のサーバーに移して逃げ延びることだってできます。

 別の国に移されてしまうと、サイトを捕まえようと思った国の管轄外になってしまい、手が出せなくなってしまう。
 
 ネットの匿名性もあってか、大抵は犯罪の拠点すらわからないのがほとんど。

 分かっても、容疑者が管轄外の国にいたりすると逮捕に踏み切れない。

 確固たる証拠がないといけないし、地元の警察が動かないといけない。

 冤罪ってわけにもいきませんからね。

 ほら、日本でも遠隔操作ウイルスを使っていたせいで誤認逮捕が起こり、周りから大バッシングが起こったでしょ?

 あれで警察の信用はガタ落ち。正直同情するほどのバッシングです。

 ネット犯罪はなりすましもあり得るから、安易に逮捕はできないわけです。

 相手は、警察側が国際的連携を取れないと知ってやっているから、本当にたちが悪い。

 ネットワーク


 このままいくと、どうなるか?

 ミッコ氏は「現在、ウイルスの手が産業用制御装置にまで伸び始めている」と話します。
 
 産業用制御装置とは、産業に関わる機械を制御する装置。

 具体的なことはよくわかりませんが、温度を管理する装置とか、電気の流れを調節する装置、もっと言うと原子力発電所の装置もおそらくそうでしょう。

 この産業用制御装置がウイルスにかかると、大変なことになります。

 温度がめちゃめちゃになって食品がダメになるとか、電気がショートしてドカーンと爆発するとか。

 そうなると、私たちの生活に影響する可能性は非常に高い。

 

 そうなった時、もしくはそうならないために私たちができることは何か?
 

 前者の場合、対策は「コンピューターがなくても問題ない状況」を作っておくこと。
 
 私たちは依存しすぎている。

 だから、電気やコンピューターがなくてもある程度動ける体制を作る必要がある。

 それこそ、2011年にあった東日本大震災みたいにね。

 データが消えたときに備えてバックアップなどを作っておくことも必要でしょう。


 後者……これは世界全体の問題なのですが、

 私たち世界ができることは、「ネットの法律をグローバル化させること」

 世界を動ける法的機関を作り出し、ネット犯罪組織がどこにいても瞬時に対応できるようにする。

 州をまたぐ法的機関・FBIを地球規模に拡大させたものと言えば分りやすいでしょうか。

 ネットによっていろいろなものがグローバル化している今、警察・法的機関もグローバル化しないといけない。

 しかし、世界単位でネットを抑圧していくという本末転倒なことは避けてほしいもの。


 また、ウイルスを作れるほどの技術者を積極的に引き抜くことも大事。

 ネットを見ていると、時たま神がかり的な技術を持った人がいます。

 彼らの大半は「社会不適合」ということで弾かれていますが、彼らを受け入れてネットの戦力とすれば、相手の戦力は減りこちらの戦力は増えます。

 最近言われていますが、

 ハッカーとサイバー犯罪対策技術者は、技術的には紙一重。

 国の敵か味方か、ただそれだけなのです。

 分かれ道






 サイバー犯罪は基本犯罪者と管理側のいたちごっこと言われますが、いつも管理側が後手後手になってしまう。

 管理側が優位に立つ日は、いつくるのでしょうかね。





 

 
 Thank you.


 
 

  
 
 
 
関連記事

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://beginner3jg.blog.fc2.com/tb.php/471-a78bdbce

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | ホーム |  »

プロフィール

 

天癸ワヤ

Author:天癸ワヤ
 2016年9/14再開 リンクフリーです。
 初心者でもわかりやすいよう紹介を心がけるメイプルストーリーのブログ。

 メイプルの複雑なシステムを60%くらい理解できるよう紹介しています。

 

最新記事

カテゴリ

月別アーカイブ

検索フォーム

 

 

カウンター

 

 

RSSリンクの表示

リンク

QRコード

 

QR

 

ブロとも申請フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。