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ETV特集考察・後編 ~プレゼンの秘技とTEDのこれから~



 ETV特集考察・前編 ~TEDの仕組みと大きな影響~


 さて、

 ETV特集…ひいてはTED特集考察の後編になります(前編のリンクは上に貼ったから見てない人は見てね)。

 期待していた人はお待たせしてすみませんでした。


 でもですね?

 今更ですが、更新を伸ばしたのはヤッチャッタな、と思うんです。

 そもそもなんで2週に分けて公開しようと思っていたかというと、このETV考察が本番と再放送と2つあるからなんですね。

 本番でTEDを知った人、再放送でTEDを知った人の2種類に向けて記事を書くつもりだったのです。

 だから、

 一週間延ばしたら意味ないじゃん……_| ̄|○

 あたしってホント馬鹿……_| ̄|○




 そんな裏話はさておき、本題に移りましょう。

 TED.jpg

 前編はTEDの活動と、TEDが世界に及ぼす大きな影響、そしてその影響を受けたプレゼン者・エイミー・マリンズ氏の話をお送りしました。

 今回の後編版はがらりと変わって、TEDの歴史と有用性、プレゼンの達人であるハンス・ロスリング氏を通じたプレゼンの秘訣、そしてTEDが作る新たな考えについて紹介します。


 
 そもそも、TEDとはいつ生まれたのでしょうか?

 TEDが生み出されたのは、1984年。

 創設者はリチャード・S・ワーマンという方で、初めは身内で行われる小さな集まりのような会でした。

 1990年から大規模な講演会(カンファレンス)を開くようになり、今でもこの講演会が主となっています。

 大きな転機が訪れたのは2002年。

 運営責任者をリチャード氏からクリス・アンダーソン氏に引き継ぎ、運営方針も一新。

 そして、2006年に講演会の中身をインターネット上に公開するようになり、TEDの名は一躍有名に。

 世界から注目を浴びる機関として現在も運営を続けています。


 TED…もとい、リチャード・S・ワーマン氏が掲げていた信念は、『情報アーキテクト』

 「情報アーキテクト」とは、膨大にある情報を、分野を隔てずつないでいって一つの図のように建築することを言います。

 技術をコラボさせて絵のように創り、同時に楽しさも見せつける。それが目的です。

 料理と原子力発電はこんなところで関係があるんだよ~

 とか、

 製造業と漁業はこんなにもつながりがあるんだよ~

 という風に、いろいろな情報を繋げていくわけです。


 この「情報アーキテクト」という考え、今では日に日に重要性を増しつつあり、世界から注目を浴びている考え。

 インターネットが普及し多くの人が情報の発信者となる現代社会、情報の量が膨大になることは言うまでもないし、情報整理の重要性も目に見てわかります。

 が、リチャード氏がこの考えを持ち出したのは1984年。

 コンピューターもそれほど普及しておらず、情報量も限られている。

 そんな状況で「情報アーキテクト」を思いついたリチャード氏の慧眼がうかがえます。

 ネットワーク


 
 「情報アーキテクト」をうまく活用しており、プレゼンの名人と言われるのが、公衆衛生学者で統計にも深くかかわるハンス・ロスリング(Hans Rosling)氏。
 
 彼のプレゼンは、普通とは一味違う。

 まず、図やグラフの表し方が違う。

 話すだけではなく、いろいろな小物をを使って目に見えるように紹介する。

 子供のようにパワフルな精神と行動力。

 時にはプレゼンの常識も覆した行動をとる。

 その姿勢から、ハンス・ロスリング氏は絶大な人気を誇っています。

 そんな彼のTEDでのプレゼンは数知れず。

 既に60歳を超える方ですが、全くそんな様子を見せないプレゼンを見せてくれます。

 実際に動画で見てみると早いでしょう。


 魔法の洗濯機
※このブログでの考察記事→「魔法の洗濯機とプレゼン手法」
 宗教と赤ちゃん
 10年間での価値あるニュース
 地球規模の人口増加

 (リンクは彼の動画の一部)(全て日本語字幕付き)


 プレゼン


 彼のプレゼンの大きな特徴は、

・統計に基づいた論理的主張
・小物を使った分かりやすいたとえ
・動くグラフ


 彼の後ろには、彼の家族・友達によるバックアップがあります。

 データ整理、動画づくり、資料収集、プレゼンのチェック、プレゼンの実行……

 プレゼンはすぐにできるわけではありません。

 彼の人気を作るプレゼンは、多くの時間・人手があってこそなのです。


 
 さらに、ハンス氏はプレゼンで人を引き付ける方法について話します。

 まず第1の方法は、「開始3文目で人を引き付けさせること」

 彼曰く、

 「プレゼンを始めてから少しの間は皆真面目に聞く。

 しかし、早めに人を引き付けないと聴衆の心は離れていってしまう」

 とのこと。


 インパクトのあることでもいい。

 プレゼンの主題でもいい。

 聴衆が面白がることでもいい。

 とにかく、聴衆の気を引かせる一言を言う。

 たとえ後半に重要なことを言ってても、聞いていなかったら意味がありません。

 人々が関心をなくすのは非常に早く、開始1分で相手の気を引けなかったらもうダメ。

 飽き易いと言われている今は飽きるまでの時間はさらに短いかもしれない。

 だから、早いうちに人の心を引き付ける内容を言って、聞く態度を作らなければならないのです。

 ユーモア



 2つ目の方法は「ピエロになること」

 これは、特に日本人に向けて話しています。

 「日本人は常に正確で何事にも誠実だ。

 しかし、プレゼンの時だけはピエロのような遊び心を持ってなければならない」

 とハンス氏も語ります。


 プレゼンというと誰もが思うのは、企画の発表。

 話す場所は会議室など厳粛な所が多い。

 そんなところに遊び心を出すと叱られそうに思えますが、海外ではそうじゃない。

 アメリカの元副首相・アル・ゴア氏だって、TEDで話すときは自虐ネタを入れて話します。

 「ボディーガードを数十人付けていたのにね、今では私と妻だけだよ……」

 「副首相が、空港でスッポンポンにされるわけだよ(笑)」

 とまぁこんな感じ。


 誠実さが必要な部分はもちろんありますが、プレゼンの目的は人に聞かせて共感してもらうこと。

 目的を達成するためならば、プレゼンの常識なんて捨てていい。

 グラフを皆に強調させたいのなら、聴衆に背中を向けて熱く解説したっていい。

 熱血さを見せるためなら、グラフにちょっと影ができたって構わない。

 無駄話だって、結論を強調したいなら入れてもいい。

 プレゼンの本質は人ではなく、情報を見せること

 プレゼンに決定的な常識などないのです。

 でも自由奔放にやりすぎると聴衆の不快になることもあるので、そこはバランスよく(笑)

 天秤





 
 さて、

 今でも飛躍的な成長を見せ、世界からの注目を増やしているTED。

 これからいったいどんな動きを見せていくのか?

 未来への動きとして、2009年から「TEDフェロー」と呼ばれる研修生を育成しています。

 若手を中心としたプレゼンターを前回から募集しており、4分のプレゼンを行わせるという企画。

 東アジアにもTEDフェローはおり、中国や韓国の人がいるといいます。

 日本は……どうでしょう。

 一応人材はおると思うのですが、海外でプレゼンできるほどの英語力を持つ人は数えるほどしかいないのではないでしょうか?

 TEDに出た1人の日本人もほとんど伝統技術の話しだったしなぁ。

 世界を巡る日本実業家は少ない?

 いつだったか小学校での英語が必修化になったようですが、英語を重要と考えない日本人が多い現状、多くの日本人がTEDに出るのは先になりそうですね。



 
 
 日に日に重要性を増している非営利組織・TED。

 これからの動きに注目していきたい所です。



 


 
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 2016年9/14再開 リンクフリーです。
 初心者でもわかりやすいよう紹介を心がけるメイプルストーリーのブログ。

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