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『風立ちぬ』はマイナーにとっての名作だと思う




 さて、

 今日はちょっとメイプルと話題が違いますのでご了承を。

 
 先週から上映が始まり、様々な議論を起こしている『風立ちぬ』。

 私も昨日遅ればせながら行ってきました。


 やっぱり、上映日の前日にあった映画予告の影響が大きい。

 5分程度の予告で視聴者の心をわしづかみ。あれを見たらもう「行かねば。」になるわ(笑)

 猫の恩返しも始めてみましたが結構な名作ですし、ジブリも久しぶりにはいいものですなぁ。

 私としてはハウルの動く城あたりで止まってますからね。ポニョとかアリエッティとかはあまり良く知らない。トトロとか千と千尋がトップクラス。

 ジブリ系はほとんどテレビで見ていたので、映画でのジブリはほんと何年ぶりでしょうか。

 それだけ動かされたわけですよ。


 
 実際見た感じとしては、前半ためにためてラストに感動を持っていく映画だと思いますね。

 ネット掲示板によると途中で出て行ってしまった人もいるそうですが、かなり残念。

 普通の映画みたいに面白いところがたくさんあるわけではありませんからね……この映画は。2時間耐え切れない人には苦痛だったと思います。

 ネタバレになるかもしれませんが、特に大きな山もなく谷もなく、オチも最後の最後だけですからね。

 そのオチも間接的で、真意を読めない人はいるんじゃないかと思います。

 表面だけ見るとかなりつまらないものになると思いますので、場面の真意が読めない人には向いてないかもしれません。 


 まぁテーマもテーマだし……題材も「飛行機を設計する男」の話。

 シリアス面がストレートになっていることから、子供向けでないことは一目瞭然。一応ファンタジー面もあったのですが本筋ではない印象。

 登場人物がほとんどが青年っぽいところでもその傾向が分かります。

 明らかに『風立ちぬ』は青年以上に向けたもの。 

 残念ながら、ポニョとかハウルとか猫の恩返しなどファンタジー中心の映画を望んでいた人(小学生とか)たちには向かない映画。



 ジブリには「子供向け」という先入観があったんですが(絵的にも)、いい意味でも悪い意味でもその先入観をぶち壊してきた映画ですね。『風立ちぬ』は。

 結構大人向けと言われるナウシカでも怪物が出てきたりしてファンタジー面が大きかったのですが、今回の映画はほとんど現実面というかシリアス面。

 飛行機(戦闘機)を作っているにも関わらず戦争の描写はないことから、多分中立を保とうとした部分もあったのでしょうか。


 ちなみに、主人公たちの作った飛行機は後に「ゼロ戦」と呼ばれ、戦争でかなりの力を発揮する戦闘機となります。

 三国志でいう「呂布」的な?

 ガンダムで言う「連邦の白い敵」みたいな?

 もう機動力が良すぎて一対一ならどの国にも負けないほどの力で、どの国も

 「ゼロ戦1体と戦う時は必ず3体の戦闘機を持って迎え撃つこと、それ以外は逃げろ」

 をルールとしていたぐらい強い。

 一対三で同じくらいの強さって相当ですよ?3倍量の敵に勝っちゃうわけだからかなりすごい。

 だから、ゼロ戦が戦争で戦う姿を見せれば、必然的に「ゼロ戦作った日本スゲー」という印象が視聴者与えられるはず。

 でもそれをしなかった。

 また、戦争に関する描写を一切入れなかったことから、「戦闘機」ではなく「飛行機」を作る男を描きたかったんだと思います。

 う~ん、いや、どうかなぁ?

 最近そういう話題が大きく上がってるし、ネットによる世間の目も厳しくなってますからね……そういう配慮もあってのことか。

 飛行機描きたいなら戦後の飛行機描いてればいいし……いや、なんか今回「反戦」がテーマらしいし……


 これもちょっとネタバレになりますが、

 劇中の最後に「(戦争中は)地獄だった」「ゼロ戦は一機も戻らなかった(=戦争に負けた)」と描いてあるので多分反戦的な内容なんですよ。

 反戦も描きたい、飛行機も描きたい…の結果が『風立ちぬ』というわけでしょう。

 じゃあ恋愛要素はどうなるかというとあれは……「いきねば。」につながるわけなのかなぁ。

 今ネットで調べましたが、『風立ちぬ』の原作である堀越二郎氏と堀辰雄氏は既に亡くなっているそうです。故人を忍んでの「いきねば。」……か。

 う~む……考えると深い。

 

 
 

 映画の思惑はさておき、

 映画の内容とエンディング曲が非常にマッチしてますね。

 もうね……映画を最後まで見てから曲を聴くとね……もう泣ける。

 曲に内容を合わせたのかはわかりませんが、ぴったりと合っていて今でも目頭が熱くなります。

 映画の内容である「ひこうき」と「雲になった少女」……

 まさに曲のタイトル「ひこうき雲」にふさわしい。

 


 『風立ちぬ』を楽しむには、かなりの知識が要ります。

 ゼロ戦についての知識(堀越二郎作『零戦』を読む)、
 1900~1950年代の歴史常識、
 行間を読む知識(大量の読書が必要)。

 この3つを知っておけば、貴方も『風立ちぬ』の良さが分かるでしょう。

 
 まぁ、これほどの知識を持つ人はそうそういない(私もゼロ戦については全く知らなかった)ので、良さが分かる人はごく少数になると思いますがね(笑)


 マイナーにとっての名作。

 これがジブリにとって良い転換期となるか悪い転換期となるか。







 
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 2016年9/14再開 リンクフリーです。
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