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スーパープレゼンテーション考察E ~食物連鎖が魚を救う~



 今回のテーマ動画

 Dan Barber:How I fell in love with a fish

 直訳:僕は魚に恋をした


 動画リンク


 


 海

 まとめ

 プレゼン者:料理人・ダン・ハーバー


▲現在の漁業

 昔行った乱獲により魚の量が激減、絶滅の危機に瀕している

―→人工的に養成した魚を獲る養殖漁業が盛んになる

 
▲養殖漁業のデメリット

・高密度飼育や化学物質による環境汚染
・膨大なエサの量
・エサにかかる莫大な費用
・故に魚以外の物が入ったエサも多い


――――→健全ではない!!


▲新しい健全な養魚場

 プランクトン、魚、鳥の3種類が共存する場所

 魚がプランクトンを食べ、鳥が魚を食べ、鳥の糞をプランクトンが食べる
―→餌は要らない、野鳥保護になる、汚染水を浄化する

―――→健全な生態ネットワークの形成


▲食糧問題を解決するには?

 食糧問題とは資源の枯渇
→自然環境を再生すれば、食物連鎖が発生し、資源が作られるようになり、食糧問題は解決する

―――→生産とともに自然の再生も行う生産者が今後必要
 
 



 
 さて、

 今回もスーパープレゼンテーション・アンコールネタです。

 「魚に恋をした」という人情じみた話題から「食糧問題」へと切り込んだ独特のプレゼン。

 今回は、その「語り方」「言葉の選び具合」について考えてみましょう。



 プレゼンにおける語り方……これはかなり重要。

 なにせ、語り方によって聞いている人の理解ががらりと変わるわけですからね。

 同じ話題でも、お堅い言葉ばかり使う人と簡単でみんなにわかりやすい言葉を使う人では、皆さんの眠気もかなり変わる。

 例えばこの文章。

 
 


 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。

 ※日本国憲法前文より引用

 


 
 どうですか?

 文章自体から威厳は感じるものの、わからない言葉があったり文章自体が長すぎたりして、どうにもよく意味が分からない。

 恵沢…信託…惨禍……大人でも読めない人がいそうな漢字だ。

 文法を見ても、1つの文章の中に読点(、のこと)が7つも入っているし、主語1つに対して動詞が5個もある。

 動詞が多いと、主語がどこにあるのかが理解できず、大変な迷惑だ。

 経験

 では、今の文を私なりに、できるだけ同じ意味になるよう書いた文がこちら。

 


 日本国民は、

 不正なく決められた国会の代表者の元で行動すること、

 私たちや私たちの子供のために「他の国と協力して得た成果」と「私たちの国全体に及ぶ恵み」をもらうこと、

 政府の行動による戦争が再び起こされないようにすること、

 これら3つを決意する。

 そして国民が国の主権を持っていることを前提に、この憲法を作る。

 



 全体の文章としての量は長くなってしまいましたが、こっちの方が読みやすいと思います(ちょっと意味が違ったらすみません)。

 改行もかなり入れているのでちょっと反則?


 まぁいいでしょう。



 本の良さ


 で、今回のダン氏のプレゼンは、この話し方が実に柔らかくてわかりやすい。

 ダン氏自身が料理家という庶民派な職業だったのが、そのおかげでしょうか。

 動画の字幕を見ている限り、難しそうな単語はほとんどない。

 唯一分かりにくかったのは「転換率」くらい?


 今回のプレゼンで最も重要な部分については、実にわかりやすい話をしていました。

 おそらく彼の話している内容を凝縮した専門用語もあったのでしょうが、わざわざみんなにわかりやすい言葉を使って話している。

 TEDというのは、いろいろな分野を持っている人たちが集まる場所。

 逆に言えば、これから聞く分野についてはほとんど知らない可能性もあるのです。

 それにかかわらず分野特有の専門用語を連発されたら?

 当然みんなわかりませんよね。聞きたくなくなる。

  


 他に、常識の裏を行くようなツッコミがあったりしたのが印象に残りましたね。

 養魚場で

 「あの……魚が鳥に食べられているんですけど……」

 とか、
 
 環境に優しいタンパク質(タンパク質は水質に影響を与える)を聞いて

 「『環境に優しいタンパク質』って何!?」

 みたいなね。

 日本での「なんでやねん!!」と似たものがあります。

 アメリカ……というか日本以外の国ではツッコミというもの自体がないため、より聞く人の笑いを引き出せたのでしょう。


 しかも、ネタではなく真面目な内容だからこそ面白い。

 ツッコむ方(ダン氏)も真面目だし、ツッコまれる方も真面目に話している。

 「鳥に食べられてるんだけど……」

 「その通りさ!!」

 の、お互いのすれちがいっぷりと言ったらもうね(笑)

 この真面目なすれちがいがシュールギャグみたいになって面白い。



 何気ないユーモアさが魅力的なプレゼンの秘訣ですかね。

 ユーモア

 
 何よりも、「誰が相手でも理解できる」ような説明を心がけるのが、良いプレゼンをする1つのコツなのかもしれません。




 
 Thank you.









 

 
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 2016年9/14再開 リンクフリーです。
 初心者でもわかりやすいよう紹介を心がけるメイプルストーリーのブログ。

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