2017-09

Latest Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スーパープレゼンテーション考察 ~プログラミングを学びのきっかけに~


 今回のテーマ動画

 Mitchel Resnick:Let's teach kids to code

 直訳:『子供たちにプログラムの作り方を教えよう』


 動画リンク(日本語字幕あり)




 さて、

 アンコールネタも終わり、今回からまた新しいプレゼンを紹介していきます。


 今回のテーマは、「プログラミング」「教育」


 「プログラミング」というと、下のような感じのをイメージするんじゃないでしょうか。

 


 LRESULT CALLBACK WndProc(HWND,UINT,WPARAM,LPARAM);

void main( )
{
SETwindow( );

while ( 1 )
{
if ( PeekMessage(&msg,hWnd,0,0,PM_REMOVE)==0 )
continue;
TranslateMessage(&msg);
DispatchMessage (&msg);
if ( endFG!=0 ) break;

 ※オープンソースから一部抜粋

 


 目を凝らしてみれば少しわかりそうな英語が混じっているものの、素人には何を示しているのか分かりません。

 IFとかは分かりますが、(&msg,hWnd,0,0,PM_というのはいったい何を表しているのか……

 プログラマーなどの専門家なら意味は分かるでしょう。

 まぁ一部を抜いてきただけなので、全体としての目的は分からないでしょうけども(笑)

 日常で私たちが使うほとんどのプログラム(ゲームとか管理システムとか)には、こういう感じのものが使われているわけです。

 ぱずわーど

 
 
 そんなわけで、かなり一般人には敷居の高いものとして扱われているプログラム。

 しかし、今回のプレゼン者・ミッチェル・レズニック氏は、プログラムをなんと小学生レベルの子供に教えようというのです。

 もちろん、最初から上のような難しそうなものを教えるわけではありません。

 あくまで基礎みたいな感じ。

 そして、その基礎をさらにわかりやすくできるように作ったサイトがこれ。


 scratch

 ※クリックでサイトに飛べます


 なんとこのサイト……「スクラッチ」でグーグル検索すると2番目に来るという最強サイト。

 数ある「スクラッチ宝くじ」を蹴散らして検索上位に上がるとは……

 例えるなら、「ウィキ」で検索したときに「ウィキーのちょめちょめ日記」という個人ブログが2番目に出てくるくらいすごい。

 それ以上に、絶対被ると思われる単語をサイト名にするところがすごい。並々ならぬ度胸と自信を感じる。



 それはともかく、

 これを利用することで、幼稚園児でも簡単にプログラムが組めるようになるのです。

 仕組みは簡単。

 最初からサイト内には200個ぐらいの「コマンドタグ」があり、利用者はそれを組み合わせるだけ。

 面倒なタグの打ち込みは全く必要ありません。

 コマンドキーをドラッグしてつなぎ合わせていくだけ。

 積み木を組み合わせるというか、おもちゃのレールをつなぎ合わせるみたいな感じですね。

 愛らしい簡易なキャラクターがモデルになっていて、非常に子供らしい。

 日本語にも対応していて、英語が分からなくても作成はできるという素晴らしいサイトだ。

 スクラッチ


 だがこの仕組み……簡単そうに見えて恐ろしく深い。

 タグは200個だが組み合わせ方は無数にあるわけで、適当に考えても相当な量作れる。

 自分で文字を描いたりもできるから、自分だけのプログラムも作れる。

 全く同じように被ることはおそらく有り得ないのではなかろうか。

 
 そして、もっと恐ろしいのは子供たちの創造力。

 最初5分くらい遊んでみて、

 「これはいろいろいじくれば『ゲッダン』(ニコニコで有名なアレ)とかできるんじゃね?」

 なんて思っていたが、作られた作品を見てそのセンスに脱帽。

 5分しかやっていない自分が言うのもあれだが、

 こんなのまで作れるのか!?

 ってのが素直な感想。

 子供のお遊びみたいなものだと思っていたが、ちょっとしたコンピューターゲームに見えるものもある。

 ぶっちゃけそこらへんの奴よりクオリティ高い奴もある…


 アートやゲーム欄とか見るともう圧巻。

 アートではきれいな曲線を描くプログラムがあり、

 ゲームではマリオとかマインクラフトとかある。……ほんとに子供が作ったのかこれ!?

 あとは、昔この記事で考察した「nyannyan」のパロディもあってほっこり。

 頑張ればドラクエ1とか作れるんじゃないかなぁ……と思わせるクオリティの高さ。

 ニャンニャン

 この「scratch」は40ヶ国で使われており、ユーザー数は150万人に及ぶという。

 こういう生産的なサイトを150万人が利用しているというのはすごい。

 しかも、ダウンロードなしで使えるようになったのは2013年の5月という話ですから、加速度的にはそこらへんのオンラインゲームよりも優秀ですよ。

 

 
 

 

 で、このプログラミングサイトを通してレズニック氏は子供たちに何を教えたいのか?


 答えは、「学ぶことの楽しさ」
 

 スクラッチでは、プログラミングを通して他のいろいろなことと触れ合う。

 子供は触れ合ったことに興味を持ち、学んでいく。

 学ぶともっと学べることが増えていき、さらに学んでいく。


 学習とはまさにスパイラルなのです。

 スパイラル


 また、スクラッチにはもう1つ良い部分があります。

 その良い部分とは、「自分で学ぶ意味を見いだせること」

 日本人のほとんどは学校に通った経験があると思いますが、学校でやる科目の中には「やる意味」を見いだせない授業があったと思います。

 微分とか積分とか、ベクトルの内積とか。

 古文漢文とか昔の文章をなぜ読まないといけないのか。

 六角形の化学式を覚えて一体何になるんだと思った経験もあるでしょう。

 よくよく考えてみると、学校で学んでいるものの中には「学ぶ意味を見いだせないもの」が多い。

 その理由は、日常生活のどこに関わっているのかを知らないまま学ぶから。

 スクラッチを使っていれば、学ぶ意味を知ってから学ぶことができる。

 必要になるから学ぶのです。

 

 プログラミングには、発見・挫折・失敗・協力……いろいろなことがあります。

 どの様にしてアイデアを出すのか?

 どうすれば失敗し続けてもくじけずにいられるか?

 どうやって失敗に対処していくか?

 どのように他人と協力していくか?


 これらはそのまま現実の社会生活全てにつながります。

 ものづくりをするとき、何かものを書くとき、なにか仕事をするとき……

 きっとプログラミングで培った精神力はあなたの役に立つ。


 学ぶ喜び、学ぶ意味、精神力……

 つまり、スクラッチは子供に「厳しい社会へ立ち向かう力」を与えてくれるのです。

 





 





 現在、小学校のころからプログラミングを教えていくというシステムが各地で作られつつあります。

 エストニア(ロシアの左隣)では、小学校1年の段階でプログラミングの教育を設定。

 イギリスでもプログラミングの早期教育を議論しています。

 ニューヨークの市長は、プログラミングとは遠い立場にもかかわらず「プログラミングの学習」を目標と宣言。

 読み書きのように全ての人が必要とするものになりつつあるのです。


 対して日本では、一応高校生でちょっとしたプログラミングは学ぶ。

 とはいっても計算システムレベルの話で、スクラッチでできることと比べるとはるかに少ない。

 専門外の人のうちどれほどがプログラムを組めるかと聞かれたら……1%いるかいないかぐらい?

 日本のプログラミング教育が重視される日は遠そうなので、個人的になにかプログラム系のものはできるようにしておきたいものですねぇ。

 ホームページ作りの技術とかは……どうだろうね(笑)





 


 Thank you.








 
関連記事

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://beginner3jg.blog.fc2.com/tb.php/543-3ab6705b

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | ホーム |  »

プロフィール

 

天癸ワヤ

Author:天癸ワヤ
 2016年9/14再開 リンクフリーです。
 初心者でもわかりやすいよう紹介を心がけるメイプルストーリーのブログ。

 メイプルの複雑なシステムを60%くらい理解できるよう紹介しています。

 

最新記事

カテゴリ

月別アーカイブ

検索フォーム

 

 

カウンター

 

 

RSSリンクの表示

リンク

QRコード

 

QR

 

ブロとも申請フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。