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スーパープレゼンテーション考察 ~制約が芸術を生み出し、レオナルド・ダ・ヴィンチを見つける~



 今回のテーマ元動画

 Phil Hansen:Embrace the shake

 直訳:『震えを受け入れる』


 動画リンク(日本語字幕付き)


 Siegfried Woldhek:Siegfried Woldhek shows how he found the true face of Leonardo

 直訳:『シーグフリート・ウォルトヘックが、レオナルドの本当の顔を見つけた方法を見せる』


 動画リンク(日本語字幕付き)




 

 さて、

 今回のテーマは、「芸術」「制約」


 人間……いや、全ての生物は、何かしらの『制約』を負いながら生きています。

 制約、というのは「縛り」に近いでしょうかね。

 人間でいうなら、

 約100年ほどしか生きている時間がない「制約」。

 限られたお金しか得られず使えない「制約」。

 1度に多数のことをこなせない「制約」。

 私のブログの記事も、一定時間内にこなさなければならない「制約」があります。

 義足の人や盲目の人などは、さらに制約があることでしょう。


 もちろん、私たちはその制約を超え続けている。

 医療技術によって寿命は延びたし、車・船・航空機を使って遠くへ早く行けるようになった。

 家電製品を使って1度に多数の家事をこなせるようになった。

 しかし、

 今の医療を使っても永遠の命は得られないし、

 機械を使っても惑星から惑星へ瞬時に移動する方法はない。

 制約は常に私たちの上にそびえたち、私たちはそれを背負って生きているのです。

 zasetu.jpg


 今回のプレゼン者・フィル・ハンセン氏は、その中でも特別な制約を持つ人。

 彼が芸術家を目指していたとき、自身の描き方のせいで手が震える病気になってしまったのです。

 医者に行っても、完治は絶望的。

 おまけに無理強いをして病気が悪化してしまうという始末。

 芸術家生命の危機。

 実際に病気に気付いてから3年間、彼は芸術をやめたと言います。


 しかし、医者に言われたことから発想の転換。

 「手が震えた身でもできる芸術はあるんじゃないか?」

 元々彼が専門としていたのは点描(打った点を全体的にみると1つの絵になっているという画法)。

 点は作れなくとも、点より大きいものには手の震えも関係ない。

 彼は点描を応用させ、見事な芸術を作り上げることに成功しました。
 

 ちなみに、彼の芸術作品を見ていくと、驚くべき技に気付きます。

 この人……なんと描き始めが一定していないのです。

 下から書き始めたり真ん中から描き始めたり……

 普通皆さんは輪郭を最初に書き始めると思いますが、それがこの人にはない。

 おそらく自分の頭の中ですでに完成品のイメージができているのでしょう。

 芸術家なら当然なのかもしれませんが、こういうところを見るとフィル氏がプロの芸術家なんだなぁと実感しますね。

 ムンク叫び


 そして、幾つかの挫折やスランプも経験して、彼は悟りました。

 曰く、

 「本当に自由な発想は制約から生まれる」

 何もかも自由な状況では、逆に何をしていいのか決まらず何もできない。

 幅の広い芸術分野ならばなおさらのこと。

 だから、幅の広い芸術を自分で狭める。

 製作費がこれだけだったら?

 書くものがこれのみだったら?

 描く時間がこれだけだったら?

 制約を作って「できることを狭める」ことで、かえって「何ができて何が良いのか」を見つけられるのです。

 
 いわば、制約とは「テーマ」と言っていいでしょう。

 皆さんも、夏休みの自由研究で何をしていいのか戸惑った記憶があると思います。

 「自由」と言われるとできることが多すぎて何もできなくなる。

 だから、テーマを作って自分のやることを狭めていく。

 「制約」と考えると少し堅いイメージがありますが、「テーマ」と考えるとなるほど納得のいく感じです。

 

 この「制約」の重要性は、芸術だけに限りません。

 情報が満ち溢れているこの現代社会、むやみに手を出せば何もできなくなってしまいます。

 そこで、制約……テーマを決めて情報の分野を狭めていく。

 ブログやってますとね…意外と情報がありすぎてネタに詰まるってことがあるのです(笑)

 情報量が多すぎて手に負えなくなってきたら、制約を決めて情報量を調整していく。

 これからの社会を生きていくのに必要な技だと思います。



 しかし、情報にも質があり、勝手気ままに情報を切り捨てることはできない。

 情報の切り捨て術を活かして素晴らしい結果を手に入れたのが、次のプレゼン者。

 彼の名はシーグフリート・ウォルトヘック。

 かの有名な芸術家・レオナルド・ダ・ヴィンチの顔を求める1人です。

 レオナルドダビンチ

 レオナルドは、その有名さにもかかわらず未だ本当の顔を知られていない謎の芸術家。

 一応彼の自画像と思わしき絵は見つかっているのですが、真実は不明。


 シーグフリート氏は、たくさんの人物画から「制約」で絞り込み、論理的な方法でレオナルドの顔を導き出しました。

 聞いていてなるほどと思える理由で絞り込む論理的推理には、もう圧巻。

 その絞り込み方はぜひ動画で。


 見ていて思うことは、やっぱり制約を使って情報を絞り込むにはかなりの知識が必要ってことですね。

 絞り込むにも説得力のある理由を持たなければ、思わぬところで真実を取りこぼしてしまう。

 分野に対する全体的な知識を持っていなければ、やはり取りこぼしが起こってしまう。

 今回のレオナルドで言うなら、

・レオナルドの性別
・レオナルドの顔の良し悪し
・自画像はどの向きに書かれるか
・自画像がどのように書かれるか

 これくらいは知っておかないといけない。後者2つは特に。

 プレゼンが4分だったので適当感がありますが、もしかしたらもっと綿密に絞り込んでいたかもしれませんねぇ。



 
 結論として、

 制約を自分に課して独創的な発想を生みだす。

 制約を情報に課して無数の情報を絞り込む。



 多数の情報を見ながらブログを書く身として、両方の技もマスターしたいところです。







 Thank you.





 

 
 
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 2016年9/14再開 リンクフリーです。
 初心者でもわかりやすいよう紹介を心がけるメイプルストーリーのブログ。

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