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スーパープレゼンテーション考察E ~動物にはモラルがある。死にゆく動物にも。~



 


 毎週月曜夜11時から放送されていた「スーパープレゼンテーション」が、

 4月より毎週水曜夜10時放送(Eテレ2ch)に変わります。

 4月から録画等間違えることのないようお願いします。

 




 今回のテーマ動画

 Frans de Waal:Moral behavior in animals

 訳:『動物にある道徳的行動』

 動画リンク



 
 さて、

 今回から4月までアンコールネタになります。2014年1月から公開されたプレゼンの中で視聴者に人気だったものをもう一度放送しています。

 その関係で、私も前考察したときとは別の視点からプレゼンを見て考察記事を書いていきます。

 3か月に1回あるから、私が書き始めてからもう6回目になるんですかねぇ、アンコールシーズン。

 なんだ感慨深い。



 ではプレゼンのまとめ。

 


 プレゼンのまとめ

 
 プレゼン者……動物行動学者・フランス・ドゥ・ヴァール氏

 テーマ……動物のモラルに関する実験と動物に対する考え方について

▲始めて感じた動物の人間らしさ

チンパンジーの本能……群れで生息し、縄張りや食料争いが多い、弱肉強食
 ―――→相手のことは考えず、自分のためにしか動かない?
プレゼン者の見た光景……喧嘩をしていた2匹がキスとハグで仲直り
 ―――→勝敗を付けず引き分けとして仲直り…一種の人間らしさ

▲動物は他人のために動くのか?

 2匹の力でないと引き寄せられない箱(エサ付き)を置いたときの様子を実験

普通(2匹とも空腹):協力して手繰り寄せた
満腹と空腹1匹ずつ:満腹側もしぶしぶながら手伝った

――――→仲間のために自分が損となることをできる

 象の場合でも同じような結果

▲共感と公平さ

~共感~

 共感には「身体的共感」と「認知的共感」の2種類がある

 認知的共感を持つ動物は人間をはじめとするごく少数の種類しかいない

 が、チンパンジーや象は認知的共感を持っている……人間に近い共感を持っている?

~公平さ~

 2匹をお互い見える場所に入れ、エサの質をそれぞれ違うものにする実験

 餌の質が良い方を優勢側、質が悪い方を劣勢側

 実験の結果
・優勢側とエサが違うことを知った劣勢側が激しく怒る
・優勢側が、劣勢側と同じ環境(エサの質)になるまで餌を拒否

 ―――→劣勢側に共感し公平さを保とうとした?

▲結論と可能性

 結論:動物にもいろんな感情があり、人間に近い感情がある
 
 可能性:種類の違う動物同士はどうなのか、食料関係以外で協力はするのか

 





 では考察の方へ行きましょう。

 今回考えるのは、実験動画の選択テクニック

 一般的に何かの実験をした動画というのはつまらないものです。

 この金属に火をつけると何色の火になるとか、実験のデータをグラフ化するとか。

 もちろん実験自体を否定するわけではありませんし実験に大きな価値があることは分かっていますが、専門外の人に興味を持たせるくらいのインパクトを持った実験は少ない。

 ユニークなりインパクトなり何か相手に興味を持たせるものがなければならない。


 プレゼン者ヴァール氏は、動画のユニークさで人を引き付けました。

 たくさんの実験動画から特に人間らしい行動を映した部分を出す編集能力は非常に高いと思います。

 ほら、猿が綱をいやいや引っ張る部分があるでしょ?

 全ての猿があんな行動をするわけじゃなくて、たくさんある実験結果の1つにすぎないと思うのです。

 10回、50回、あるいは100回以上の実験から1回分を取りだしている可能性が高い。

 猿の嫌がり方も、あまり力を入れない猿とか引っ張る前に嫌がるとかたくさんあるはず。

 その中からあの嫌がり方絶妙な猿をプレゼンに出してきたのはすごい。

 普通に面白系番組に出せるほどのユニークさ。


 しかも、引っ張ったという事実だけで実験結果を表すのは十分なはずなのに、あえてその後の餌の行方を見せてさらに笑いを出している。

 象に関する実験でも同じようなテクニックを出していますね。

 象が協力したという部分で十分なのに、笑いを出すため象のずる賢さも付け加えている。

 確かに実験結果を見せるという意味では無駄な部分です。

 しかし相手を笑わせ相手の興味を引き付け、かつより多くの人にこれから話すことを聞いてもらうためには重要な部分。

 興味をひかせるためにあえて主旨とは少し外れたユニークな内容を入れる

 これも彼の編集能力の高さが出ていると思います。


 天秤


 後半にあった不公平についての実験も同じこと。

 不公平が分かった瞬間のチンパンジーの行動が見もの。

 もらった餌を投げつけ、床を叩き檻を揺らし、これ以上ないほど怒り狂う。

 これだけ怒るチンパンジーも珍しいでしょう(笑)

 普通のチンパンジーならもう少し怒りも小さいはず。人間でもこんなに怒り狂う人なんて少数派だろうに。

 床を叩くぐらいとかふてくされるとかもう少し違った動きをしたチンパンジーもいたと思われます。

 実験したチンパンジーの中でもっとも怒り方の激しいチンパンジーを選んだのでしょう。

 結果会場は大爆笑。

 ヴァール氏のプレゼンは成功と言っていいでしょう。


 
 もう1つプレゼンのユニークさを出すポイントとして「聴衆に合ったギャグを言うこと」が挙げられます。

 適当なギャグを挟むのではありません、あくまで聴衆に合ったギャグ。

 プレゼンの中で「まるでウォール街のデモのよう」で聴衆の多くが笑っていました。

 でもあれは観客の多くが高級な上位層だったからウケたわけで、貧民たちが聞いていたら文字通り半殺しにされたに違いない。

 普通にプレゼンする際も、聴衆の種類には共通点を持つ場合がほとんど。

 専門分野を持っていたり、学生だったり、老人だったり、女性だったり、上位層だったり……

 で、その聴衆の持つ共通点によってウケるギャグや反感を買うギャグがあります。

 さっきの例の通り、貧民に貧民を皮肉るギャグは論外ですし、学生に20年以上前のネタは効かない。

 逆に中年の人が聴衆なら一昔前のネタでウケるし、女性に男性を皮肉るネタは結構ウケるかもしれない。

 こうやって聞く人によってギャグを臨機応変に変えていくのもまた一つのテクニックでしょう。

 
 でもネットによってTEDのプレゼンも老若男女いろんな人が見るようになったので、あまり他方を皮肉るギャグは使いにくいでしょう。

 youtube、ニコニコ等の動画で皮肉を出すことはできるだけ避けたい。

 とはいえども皮肉ネタって一部の人には大ウケするから難しいところ(笑)

 他の人を皮肉れないとなると、あとは自虐ですかね。

 まぁ自虐は自虐でウケ具合が自分の犠牲に伴わない場合があるので注意。

 
 ユーモア

 

 魅せる動画も見せるギャグも選択が大事です。






 Thank you.

 




 
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 2016年9/14再開 リンクフリーです。
 初心者でもわかりやすいよう紹介を心がけるメイプルストーリーのブログ。

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