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スーパープレゼンテーション考察 ~音が人間を彩る~

 今回のテーマ動画。

 Julian Treasure:Why architects need to use their ears

 訳:『なぜ建築家は耳を使わなければならないのか』

 動画リンク


 Ryan Holladay:To hear this music you have to be there. Literally

 訳『この音楽を聴くには、文字通りその場所へ行かなければならない』

 動画リンク




 さて、

 今回は2本立て。
 
 建築と音楽、似たような似てないような分野のプレゼンになっています。

 2つのプレゼンにある共通点は、音楽と心の関係。

 1番目のプレゼンは現実世界から、2番目のプレゼンは芸術……幻想の世界から音楽と心について語ります。



 最初は、建築家によるプレゼン。

 突然ですが、あなたは騒音が好きでしょうか?

 わいわいがやがやして騒音を出すのは好き…という方は多いかもしれませんが、今回は聞く方に限って。

 おそらくほとんどの人が騒音を嫌うのではないでしょうか。

 騒音は人々の集中力を奪い、安らぎを奪い、静かにいる時間を奪う。
 
 安らぎや静かな時間がどれだけ重要なのかは、つい先日あった騒音被害による裁判を見てもわかるでしょう。国と住民が戦って住民側が勝訴したようですが。

 騒音は、特定の場所だけではなく、私たちの身の回りにたくさんあります。

 車の移動による音はもちろん、工事の音や放送、人の騒ぎも騒音になるでしょう。

 無意識のうちに脳がシャットしている音もありますが、私たちの周りにはたくさんの音があふれているのです。

 騒音

 それらの音に関して建築家を批判するのは、同じ建築家であるジュリアン・トレジャー氏。

 彼は、騒音が起こること自体について批判をするのではありません。

 騒音が起こるとわかっていながらその騒音に対する設備をしない建築家に対して、批判をしているのです。

 例えば、放送アナウンスがひっきりなしに流れる飛行機の中。アナウンスは確かに必要なものですが、そのアナウンスの設備がとんでもなく悪い。

 学校の教室も同じこと。子供たちの声が常に響くから教師たちの声が後ろの子供たちに聞こえない。

 病院でも、周りの医療機器の音がとてつもなくうるさい。患者の前で騒音が出ては治るものも治らないし、看護師たちの集中力を割いて医療ミスを増やしてしまいます。

 これらの現状に建築家として何も対策を講じない人たちを、ジュリアン氏は批判しているのです。


 騒音……人々を不快にさせる音は人々に悪影響を与えるものだと、すでに医療面で証明されています。

 騒音は人々の健康や行動に影響を及ぼし、最終的には仕事の生産性にまで影響が出てくる。

 健康を最も大切とする病院にとって、騒音は決してあってはならないものです。

 また、騒音が出ている環境ではお互いの声が聞き取りにくくなるので、コミュニケーションがとりにくくなります。

 大切な話も、騒音が出ている中ではなるべくしたくないものです。

 ましてや、教育現場で「教師の声が聞き取れなかった」ということはあってはなりません。

  
 ジュリアン氏は、特に教育面について強く騒音の重要性を主張しています。

 どれだけ相手の発した音を聞き取れるのかを示す「語音明確度」というのがあるのですが、一般的な学校の教室だと50%。約半分の音が聞き取れないことになります。

 その時の教師の声がどう聞こえるのか、また吸音材等で聞こえやすくするとどうなるのか。

 具体的な部分はプレゼンの動画で実際に聞いてほしいのですが、断然違う。

 騒音がひどいときは周りの音に気を取られて何を言っているのか聞き取りにくかったのが、改善をすればすっきりと聞こえるようになる。

 私の小学校中学校時代を考えると、改善された時ぐらい静かな環境で授業を受けていましたね。これほどにも恵まれた環境だったのかと今更ながら感じます。

 
 最後に彼が挙げるのは、文字通り騒音と呼べる存在。

 今までは子供の声とか病院の設備の音とか騒音らしくないものを話していましたが、ここでは皆さんが想像するような騒音についての話です。

 都市では、朝から夜まで車が通り続け、毎日どこかしらで工事の音が響いている。

 それらの騒音の影響は大きく、ヨーロッパではおよそ25%の人が眠りを妨げられているとのこと。ヨーロッパ全体で3億人と考えると、7500万人が不眠症予備軍になっている。

 彼はこれらの騒音に対して、「経験を重視した建築」を提案します。

 建築というと建築家を含む多くの人が見た目を重視しがちですが、見た目を重視する時代はもう終わった。

 騒音が各地で休むことなく出続けているこの時代、必要なのは騒音を軽減する建築デザイン

 騒音の軽減…というか、まぁ実質便利かどうかのほうが重要になってきてるわけですね。

 引越しするときは、見た目の美しさだけではなく、周りの騒音状況やその対策も一度考えてみてはいかがでしょうか?





 では2番目のプレゼンへ。

 2番目は音楽をテーマとしたプレゼン。

 「Literally」という単語に少し困惑しながら翻訳サイトで調べてみると、「文字通り」という意味らしい。

 文字通りなんて言葉、日本人でも日常でどれだけ使うだろうか。ほとんど使いませんよね。

 プレゼンのタイトルは基本みんなが分かるよう簡単な英単語で構成されているだけに、今回はちょっと意外なインパクト。

 
 本題へ行きましょう。

 プレゼン者であるライアン・ホラデイ氏は、ミュージシャン。

 ひょんなきっかけから、アートとテクノロジーを融合した音楽に興味を持ち初めました。

 例えば、音と映像による空間演出や参加型のコンサート。

 その中で彼が特に注目したのは、「位置認識する音楽」。

 「特定の場所のための音楽」とも言っています。


 仕組みは簡単。

 まずGPSと連動したアプリを作り、それを一般配信。 

 そしてGPSの位置に応じて特定の音楽を流すようセッティング。

 エリアごとに音楽を変えて、その場その場の雰囲気を絶妙に表すようにしています。

 音楽さえあれば、より多くの場所まで広げて音楽を流せそうです。

 
 音楽にも値段がつく時代、彼らの作った音楽のCDなどにして売り出せばいいものですが、彼らはそれをしません。

 いわく、「このアプリは宣伝ではなく作品である。音楽”と“その場所”は切り離せません」
RPG
 芸術として利益関係なく人々に聞いてもらいたい思いと、その場所以外で音楽を聴くことを認めない頑固さも感じます。

 音符

 しかし、特定の場所と切り離せない音楽があることに関しては、私も同じように思います。

 皆さんがよくわかる例を挙げると、 RPGなどゲームのBGM。

 町などではさわやかな曲が流れ、洞窟の中では不安を促すような曲、モンスターとの戦闘では緊張感を出させる曲が流れます。

 これが、洞窟の中でさわやかな曲、何もないときに緊張感を出させる曲じゃ、せっかくのゲームが台無し。

 ゲームの雰囲気も壊してしまうし、BGM自体の価値も下げてしまう。

 ライアン氏の出す音楽もそれと同じで、「特定の場所だからこそ高い価値を持つ音楽」なのでしょう。

 
 ニコニコ動画やyoutubeなどでいつでもどこでも好きな曲を聴ける世の中ですが、

 たまにはその音楽の流れるゲームをやってみて、実際にゲームの中でその音楽を感じてみてはいかがでしょうか。

 普通に聞いているだけではわからない、新たな発見や意味がでてくるはずです。






 Thank you.




 
 
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 2016年9/14再開 リンクフリーです。
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