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スーパープレゼンテーション考察 ~技術者と教師で教育の改革をしよう~

 今回のテーマ動画

 Ken Robinson:Bring on the learning revolution!

 訳:『学びの革命を起こそう!』


 動画リンク



 さて、

 今回のプレゼン者はなんとあのケン・ロビンソン。

 まぁ「あの」と銘打ってもほとんどの人はだれかわからないと思いますので、説明をしますね。

 ケン・ロビンソン氏は教育学者で、前に1度TEDで話をしたことがある人です。

 その時の動画はスーパープレゼンテーションでも紹介されたことから、かなりの人気があったことがわかります。

 もちろん、その時の考察記事も残っております。今とはかなり文章が違いますけど。

 スーパープレゼンテーション考察 ~学校が創造性を殺す~

 この動画のすごいところは、その再生数。
 
 動画の再生数はなんと2600万。

 2600万ですよ皆さん。

 日本でその名を知らぬ者はいないニコニコ動画でも、1000万再生数を超える動画は数えるほどしかありません。ちょっと探してみたけど2個しかなかったよ、1000万以上。

 それをはるかに超えて2600万。さすが世界中を相手としたサイト、格が違います。

 TEDの動画の中でも1位だからこれまたすごい。

 youtubeの最高再生数は、見たところ3500万くらい。それを考えると彼の動画はyoutubeでも上位100が狙えるくらいの再生数だとわかります。

 そんなわけで、この方(TEDでは?)かなりの有名人でございます。

 時間があったらぜひ彼のもう一つの動画も見てくださいね。

 ケンロビンソン



 では本題へ行きましょう。

 今回のテーマは教育。

 昔から、教育面についてはどこもたくさんの問題を抱えています。
 
 体罰、いじめ、セクハラ、えこひいき、親の過保護などなど……最近は報道されなくなりましたがどうなのでしょう。

 しかし、一番深刻な問題はこの中にない。

 人々がとくには考えていないけれども一番世の中にとって重要な問題。

 それは「子供の持つ才能」に対する教育側の扱い。

 皆さん普通に小学校に行っていれば、いろんな特技を持った子供たちに巡り合うでしょう。

 絵がうまい子、音楽ができる子、植物や動物への好奇心が強い子、ひたすら計算をし続ける子。

 画家や、音楽家や、生物学者や、数学者になれる可能性を秘めた子たちです。

 しかし、教育者はそんな子供たちの特技を否定します。

 学校で重要なのは、国語や算数や理科社会英語などのオールマイティーな知識と、これらを座って行う根性。

 どれか一つダメだと怒られるし、途中で席を立って別のことをしても怒られる。


 確かにこの教育方法は効率的で成功する確率が高い。

 ほとんどの人がつく仕事には、さっきの5教科が必ずからんでくる。

 工業を重視する日本にとっては特に算数と理科は確実に役に立つ。その基礎を積むことは大きい意味を持っている。

 おそらく、100人に聞いて90人が「今の教育方法でいい」と言えるでしょう。

 しかし、残りの10人はどうなるのか?

 「夢を見るな」と怒られて好きな仕事に就く道を閉ざしたり、トラウマに近い何かを植え付けられた人が少なからずいるはず。

 素直に教育に流されて生きてきた人たちもそう。

 オールマイティーに育てられてきた彼らには、人よりも何ができて何ができないのかわからない。

 得意なものを伸ばすより、苦手なものを埋めろ……そういわれてそうした彼等にはもはや得意なものなどない。

 ないというよりも、わからない。

 才能を伸ばせなかったため他の技能に埋もれてしまい、自分の才能が何だったのかわからない。

 とりあえず手に入れた技能を使える会社に入り、少しの不満を思いながらも一生を終えていく。

 そんな人たちが多いと、ロビンソン氏は指摘します。

 
 埋もれた才能を子供たちから掘り出すにはどうすればいいのか?

 ほんの少し教師のマニュアルや校則を変えただけじゃ何にもならない。

 教育に対してもっと根本的な改革が必要だと彼は話します。

 根本的な改革には、常識を疑うことが必要……

 普段私たちは常識に寄り添って生きているだけに、常識を疑うことは人間の最も苦手。

 しかしやらなければならない。

 アメリカ初代大統領・エイブラハム・リンカーンの残した言葉にこんなものがあります。

 「平穏な過去の定説は、嵐のような現在では無力だ。難題が山積みになっている今、時代と共に立ち上がらなければならない」

 (“The dogmas of the quiet past are inadequate to the stormy present. The occasion is piled high with difficulty, and we must rise with the occasion.” I love that. Not rise to it, rise with it. “)

 「この新しい状況に対応するには、新しい考え、新しい行動が必要だ。自らを束縛から解放し、それでこの国を救うのだ」

 (“As our case is new, so we must think anew and act anew. We must disenthrall ourselves, and then we shall save our country.” I love that word, “disenthrall.”)

 戦争の時代に生きる人だけあって、かなり深い言葉です。

 いつかは嵐のような戦争が起こるから、平穏に暮らしていた日々は続かないと。

 そして、束縛から解放して時代と共に立ち上がらなければならない。時代と共に。

 私たちは常に常識という束縛から逃れ続けなければいけない。

 新しいと思った音楽もしばらくすれば時代遅れになるし、技術も進化して考えられないような機能を持った機械が出てくる。

 今から20年前、誰もがパソコンや携帯電話を持つ時代なんて考えられなかったでしょうね。

 もっとさかのぼれば70年前、こんな豊かな時代が来るとだれが予想できたか。

 新しい時代は勝手にやってくるし、それに合わせて私たちも変わっていかなければならない。

 しかし、教育側は昔敷いたレールの土台をいまだに使い続けている。

 レール

 
 ロビンソン氏は「いま行われているのは工業的な教育であり、レールや画一性が大事だとされている。これをもっと農業的にしないといけない」と語ります。

 工業的とは、どれも同じことをすれば同じ結果になる考え方。同じ教育を施せばみんな同じ知識を持った人になる。

 農業的とは、種類によって結果は変わるという考え方。才能を伸ばすには子供によって違う教育方法をしなければならない。

 一番重要なのは、じゃあ具体的にどうするかという話。

 残念ながらこの問題は彼でも答えを出すのは難しい。

 ただ、解決策として彼は「技術者と教師の連携」をほのめかしていました。

 例えば、子供たちに定期的な心理テストみたいなのをやらせ、その結果に応じた教育プログラムを組むアルゴリズム……

 そんなのを教師のサポートをもとに技術者が作れたら。

 それぞれ専用の教育計画を建てるのはそれほど難しくなさそうです。

 あとは実際に教育をする教師の問題。技とか経験の意味ではなく数の問題。

 それぞれに合った教育をするのなら、当然子供と教師1対1の関係を作らなければならない。

 現在が40対1であるだけに、かなり難易度は高そう。

 教師のブームと少子化がぴったり合えば、もしかしたらできるかもしれませんね。


 今までの土台をどうやって壊し、どのように新しく作っていくのか。
 
 それが問題です。




 Thank you.





 
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 2016年9/14再開 リンクフリーです。
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